542 高山村高井千本松にて 撮影日150510
■ 須坂市から高山村に入って最初に出会った火の見櫓です。櫓のてっぺんがごちゃごちゃしているな、と遠くから見て思いましたが、近づいてみると・・・。
よく見ないと見張り台がどうなっているのか分かりません・・・。この写真のアングルも良くなかったです。柱が3本ありますが、その内の2本が前後重なってしまっています。やはりじっくり観察して、構成を理解してから撮らないとダメです。
手前の2本の柱に腕木を掛けて小屋根を載せ、半鐘を吊り下げています。見張り台がおもしろい形をしています。円形をスパッと切って、広げて梯子を通すスペースを確保している、と把握すればいいのでしょうかね。半鐘の下にパンチングメタル(材質はたぶんステンレス)を加工した籠というか箱を付けてありますが、一体なんでしょうか。遠隔操作で打鐘する装置?
消防信号板の下に銘板が設置してありました。建設年は昭和41年4月と分かります。なんともユニークな形の火の見櫓です。