諏訪市四賀武津の道祖神 抱肩握手像 昭和53年4月 撮影日170924
男神と女神が握手をして互いの肩に手をかけているけれど・・・。
あまり仲睦ましく見えないのはなぜ?
顔の表情かな、相手の方に頭を傾けていないからかな。
いや、こちらの心に因るのかな。
諏訪市四賀武津の道祖神 抱肩握手像 昭和53年4月 撮影日170924
男神と女神が握手をして互いの肩に手をかけているけれど・・・。
あまり仲睦ましく見えないのはなぜ?
顔の表情かな、相手の方に頭を傾けていないからかな。
いや、こちらの心に因るのかな。
■ 先日松本市内の某カフェで読んだAERA(2017.9.25号)に内田樹氏の「イエスマンという生き方 身内重用主義への無抵抗」と題する寄稿文が掲載されていた。
**繰り返し主張してきた通り、日本は主権国家ではない。米国の属国である。** 内田氏は続けてこのことの論拠も示している。
**先人に倣って国家主権回復のための外交的努力を愚直に続けるのが日本人の本務であると私は思うが、日本人はある時点でそれを放棄した。** このように内田氏はズバリ指摘する。
『日本の仏像』長岡龍作/中公新書をまだ読み終えていない。で、9月に読んだ本はたった1冊『日本の覚醒のために』内田樹/晶文社。少し長くなるがこの本から引用する。
**その方がまだこの会場にいらしたらほんとうに悪いのですが、正直言うと、モニターでのお話を聞きながら、こういう方に国語教育の話しをして欲しくないと思いました。(中略)「声が悪い」こと、そして「定型文で話す」ということは、僕の基準から言うと、国語運用能力、母語運用能力のレベルが非常に低いということです。そういう母語運用能力の低い人間が、母語運用に関しての教育方針を起案したり決定したり実施したりしてる。それでは日本の国語教育に救いがないと思います。** ことばの教育(189頁)
なんとも手厳しく容赦ない。だがその指摘の論拠を示されると、なるほどなあ、と思ってしまう。
まあ、時には激辛ラーメンを食すのも悪くないか・・・。
注:拙ブログでは引用文を**で示しています。