904 山梨市中村の火の見櫓 4脚44型 撮影日 171009
■ 脚部に設置されている銘板により1953年(昭和28年)2月の建設されたことが分かった。隣の詰所は新しい。火の見櫓のコンクリート基礎の様子などから、詰所建設時に手を加えたものと思われる。櫓の末広がりのフォルムは整っていて美しい。残念なことに見張台に新たなフレームを設けてスピーカーを取り付けている。これで印象がすっかり変わってしまっている。
柱材の等辺山形鋼に別の部材を添えて補強している。錆止め塗装がきちんとしてあり、ピカピカ。とても60年以上も経っているとは思えない。