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■ 代わり映えのしない写真が続く。
今回は『歴史における個人の役割』プレハーノフ(岩波文庫1974年第19刷)。
ぼくは今の派手なカバーの文庫より、昔のパラフィン紙のカバーの文庫の方が好きだ。この地味な文庫に親しんだ古い人間だからか。いや、濃い内容をじっくり読むというイメージが伝わるから。
本扉に750926~という書き込みがる。この文庫を読み始めた日を示している。このようにメモ書きしてあると後年分かる。だが、この頃は本に書き込みをすることをあまり好まなくなって、あまりしなくなった。替わりにブログに記録している、というわけ。
この本を読んだという記憶はないが、上記のように読み始めた日のメモ書きがあるから、買っただけでなく、読んだのだろう、たぶんタイトルが気になって。それに本文に数ヶ所傍線を引いてある。
この文庫には紐の栞が無い。栞代わりにしたのだろうか、カフェなどで供されるストローの袋が挟まっていた。端を五角形に折ってある。これは? 記憶にないなぁ。