透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「人・本・旅」

2020-12-04 | D 新聞を読んで

 「性別・年齢からフリーで生きよう」という見出しの記事が12月1日付信濃毎日新聞のくらし面(13面)に掲載されていた。記事で紹介されていたのは立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんの著書『還暦からの底力』(講談社現代新書)。この本で訴えたかったことは「性別・年齢からフリーで生きよう」ということだと文中の出口さんのコメントにある。



紙面を大きく割いた記事には「高齢者も支え手の役割を担う」と「「人・本・旅」を通じ 思考力を養う」という見出しもある。これら3つの見出しが『還暦からの底力』で出口さんが説きたかったことの趣旨だろう。

「人・本・旅」については**会社人間を脱却して、いろんな人に出会い、本を読み、面白い場所に行く―。それによって、自分の頭で物を考えて自由に生きられる人間になることを勧める。**と記事にある(このブログでは**で引用範囲を示しています。)。

私の場合、自由に生きられる人間になるためなどということは意識していないが、いろんな人に出会いたいなと思っているし(過去ログ)、本も読んではいる。あと旅か・・・。旅と言っても何も遠出をすることではないだろう。面白い場所、興味がある場所に行くということは普段から実践しているかな。

まあ、このように自分を正当化してしまうと、反省もしなくなってしまう。ここは謙虚に、謙虚に。

『還暦からの底力』、読んでみようかな。