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■ 『みすゞと雅輔』松本侑子(新潮文庫2020年)を読み始めた。今年の11月8日に塩尻のえんぱーくで行われた松本侑子さんの講演の際、この本のことを知り、是非読みたいと思っていた。
講演を聴いて松本さんの取材の凄さに驚いた。この小説を書くために行われた調査のことや参考文献が巻末に掲載されているが、やはり凄い。
本の帯によると、みすゞの実弟・上山雅輔の直筆資料が2014年に発見され、松本さんはこれを数年にわたって読み解き、この伝記小説を書きあげたという。僕は金子みすゞの詩が好きで、ブログにも書いている(過去ログ)。
読み急ぐことなく、じっくり読みたい。