繰り返しの美学@新宿サザンテラス 090627撮影
■ スポーツでも稽古事でも研究でも、まあ何でもそうだと思うがときどき基本にかえることが大切だと思う。
繰り返しという数理的な秩序は端整で美しい。
まあ、繰り返しの美学とはこのようなものだろう。その対象というか概念を平面的な繰り返しにまで広げた。それによって例えばヨーロッパの街並みの「美」も繰り返しの美学という概念で括ることができると考えた。
さらに繰り返しの美学と対をなすというか、相反する概念として繰り返さない美学についても考え始めた。知性によって知覚する繰り返しの美学ではなくて感性によって知覚する美学、日本庭園などの美などがその代表例だ。
今は更にそこから仏像にまで興味が及んでいる。発散的だが仕方がない。対象を広げることで本来の繰り返しの美学がより鮮明になる、ということもあるだろう。少し遠くから、しかも高いところから全体像をみることによって明確になる繰り返しの美学の本質。
昨日新宿南口を出て、紀伊國屋書店に向かう途中で見かけた「繰り返しの美学」。スタバのサッシの方立につけられた小旗。直線的に規則正しく繰り返すと、そこに美が生まれるということを前提にしたディスプレイ。
何回でも書く、繰り返しは美しい。
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