1275 火の見櫓のある風景 岡谷市湊 4脚44型 撮影日2021.05.13
■ 諏訪湖の西側、岡谷市には火の見櫓が多く、まだ見ていないものが何基もある。今日(13日 *1)の午前中出かけてきた。集落内に入り込んでいって今日初めて出合ったのがこの火の見櫓。
扁平した屋根、小さい蕨手
見張り台の形が特徴的。1面だけバルコニーのように持出して、手すりに消火ホースを掛けるフックを付けてある。バルコニーの両端に方杖(斜材)を大きく突いている。見張り台の手すりにも櫓と同じリング付きブレースを付けてある。このようなデザインも時々見かける。床面は鋼板張り。
ごく簡素な踊り場。櫓のてっぺんの半鐘をここに移したのかもしれない。
脚元。正面しか脚が無い。このようなタイプの扱いに困るが、4脚44型としておく。櫓の中に入り込むのに支障が無いように、正面だけブレースを付けないで脚を設えてある。