佃島もすっかり様変わりしていた
天安 撮影日 20081004
天安 撮影日 19820429 プリントを接写した。
4 **佃煮発祥の地、江戸時代、このあたりに大阪から移り住んだ漁師たちが保存食として食べ始めたのが佃煮の起源。いまも3件の佃煮屋さんが、その伝統を引きついでいます。**地下鉄(有楽町線、大江戸線)の月島駅の近くにこんな説明を書いた案内看板が立っていた。
前から佃煮屋の天安を再訪してみたいと思っていた。昨日の朝、早めにホテルを出て行ってきた。店の周りはすっかり様変わりしていたが、店は昔のままだった。前の道路を掃除しておられた店の方に伺うと屋根の上の看板を今年1月に代えたとのことだった。看板の両側の鏡板も更新されたようだが、のれん、建具も昔のままだ。
26年ぶりの再訪だった。街の記憶を留める建物が次第に消えていくのは寂しい。が、この店は昔のままの姿で凛としていた。開店は朝9時、まだ時間前だったから佃煮を買うことは出来なかったが、その味もきっと昔のままにちがいない。「昔からの佃煮の味を守る」という店主の意思をこの昔と変わらない店構えから感じた。
追記:軒先の樋、この加工に板金職人の美意識と仕事へのこだわりをみることができる。
どんなお店かなと思って、このサイトを見つけました。由緒ある感じのすてきなおみせですね。佃煮美味しいです。