透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

63、64、65 名刺3枚@「となりの、」

2014-12-07 | C 名刺 今日の1枚

  
63枚目 信州大 小向さん
64枚目 信州大  有路准教授 
65枚目 アーティスト 吉田さん 

写真と名前の掲載について了解していただいています。



■ ここは信州大学の学部も学年も異なる学生さんたちが共同で借りていろんな活動をしている「となりの、」です。大きな看板で分かりますがここは酒屋さんでした。

「となりの、」という名前のことはうっかり訊き忘れたので分かりませんが、身近な場所、気軽に利用できる所という意味が含まれているのだろうと思います。

午後2時半ころからここで火の見ヤグラー、やぐらガール養成講座(と勝手に位置づけ)開催。パワーポイントを使って火の見櫓っておもしろいよ~と語りました。参加者の感想は小向さんから後日知らせてもらうつもりですが、火の見櫓に関心を持ってもらったという感触はあります。

話の後、4時過ぎからすぐ近くに立っている火の見櫓とカタクラモールの再開発エリア内の火の見櫓の観察をしました。

その後再び「となりの、」に戻ってしばらく歓談。

63枚目の名刺を小向さんに渡しました。小向さんは今回の講座の企画者、責任者という立場の学生さん。コミュニケーション能力の高いしっかりした女性という印象を受けました。小向さんはこの講座の前からやぐらガールです。

それから64枚目を有路准教授に。参加者に配布していただいた資料の印刷やプロジェクターの貸出をして下さったようです。気さくな先生とお見受けしました。

65枚目は東京在住のアーティスト、吉田さんに。「となりの、」を利用している学生さんたちや有路准教授とは顔馴染みの方のようでした。質問の内容からして火の見櫓に関心大有りの方だと思います。

参加していただいた皆さんに感謝、感謝です。ありがとうございました。


100枚用意したプライベート名刺ですが、残り35枚となりました。 


今朝の来客はメジロ

2014-12-07 | D キミの名は?


撮影日 20141207

 鄙里は真冬並みの寒さに。今朝(7日)7時前、家の外壁に掛けた寒暖計をみると-7℃でした。

昨日降った雪が隣家の柿の木にもまだ残っています。その柿の木に今朝は常連客のヒヨドリの他に小さな野鳥が来ていました。目の周りに白い輪。これはメジロ、私にも分かります。

メジロはウグイスとともに、春の野鳥というイメージがあります。でも、冬でもちゃんと餌を求めて柿の木にもやって来るんですね。

メジロはヒヨドリより小さくて動きが俊敏。数枚撮ったうちでこの1枚だけ柿の実を啄ばんでいるところがなんとか写っていました。ピントがきちんと合っていないのか、ぶれているのか、シャープな写真ではありませんが、記録として載せておきます。


 


露天風呂

2014-12-06 | A あれこれ



■ 昨日(5日)の午後、木曽郡内の某所に忘年会で出かけた。御嶽山噴火の影響で客足が遠のいているだろうから、少しでも貢献できればと、行き先を変更して。

ホテルには露天風呂があった。この円い風呂は昔寒天を煮ていた釜だと壁に貼り紙がしてあった(写真)。寒天と言えば諏訪()、この釜は諏訪で使われていたものかもしれない。

宴会前にこの風呂に入った。脱衣室に源泉温度が43℃、浴槽の湯温が40℃という表示があったと思うが、それよりもたぶん湯温は低かったと思う。

今朝もう一度入ろうと思って出かけたが、この雪景色では寒かろうと写真だけ撮って、入るのをあきらめた。この風呂の右側のもっと大きな木の浴槽には先客がふたり浸かってはいたが・・・。


 * 諏訪地方の意

 


避難用テント

2014-12-06 | D 新聞を読んで



 東日本大震災の被災地で大勢の人たちが避難生活を続けていたとき、避難用のテントをつくったらどうかと書いた(過去ログ  20110406)。

今日(20141206)の信濃毎日新聞朝刊の経済面に「プライバシー配慮 低価格避難テント」という見出しの記事が載った(写真)。記事には**地震などの災害時の避難場所に並べて、被災者個々の居住空間とする「ひなんルーム」を商品化した。避難所では段ボールなどで仕切る場合もあるが、よりプライバシーに配慮して全体を覆うテント型に設計。**とある。

商品開発のコンセプトは私が考えていたことと同じだ。長野の会社が昨秋から開発していたもので、コストを他社製品の半値以下に抑えたそうだ。設置面積が4㎡で7,020円、2㎡で5,616円だという。2㎡だとひとりでも狭いだろうから、4㎡、仮に形が正方形だとすれば2m×2m、たたみ2帖分(1坪)より少し広いテントがいいと思う。

保育園の遊戯室の隅に2、3個常設しておいて小さな子どもの遊び場にしてもいいかもしれないし(と書けば、保育士の目が届かないから好ましくないなどという声が聞こえてきそうな気がするが・・・)、同じ目的で一般家庭でつくってもいいかもしれない。小さな子どもは狭いところが好きだから格好の遊び場になるだろう。

専用の袋にコンパクトに収納できるようになっているそうだから、他の避難用グッズと共に備えておくのもいいだろう。いや、避難所にひとりだけこのテントを持ち込んだらトラブルになるかも、というか孤立するかも。だとすれば各自治体で常備すればいいのかな。そして避難所に小さなテント村をつくればいいのかも。


 


さよなら

2014-12-05 | A 読書日記



 川上弘美の作品を好んで読んできたが、お別れの時がきた。100冊に残るかもしれない作品を数冊だけ残して段ボール箱に詰めたら、ちょうどうまく収まった。 

明日(土曜日)Yさんに渡す予定。






100冊に漱石の「猫」は入るだろう

2014-12-03 | D 新聞を読んで


朝日新聞2014年5月17日付朝刊

 前稿にも書いたが、自室の書棚の本を100冊まで減らしたいと思っている。100冊の中には漱石の小説も残るだろう・・・。

朝日新聞が今年の4月に実施した「漱石の小説で好きなキャラクター」を問うアンケートの結果が新聞に掲載された(写真)。

読んだことのある小説のトップ3は「坊っちゃん」と「吾輩は猫である」と「こころ」で、好きなキャラクターは「坊っちゃん」のおれと「吾輩は猫である」の猫が他を大きく引き離してトップ2だった。次が「坊っちゃん」の山嵐だったというのは意外な気もするし、頷ける結果のような気もする。



漱石の作品をあえてひとつだけ残すとすればやはり「猫」になるだろうか。

名前のない猫の飼い主、苦紗弥先生のモデルは漱石自身。そして猫は苦紗弥先生、すなわち漱石を客体化して観察するもうひとりの漱石。ふたつの視点を設定したところが漱石のスゴイところだ。

この小説、もう1回は再読したい。


 


どんな本が100冊に残るか

2014-12-03 | A 読書日記



 自室の書棚に並ぶ本を大量に処分し、残す本を500冊、いや100冊にしたいと思っている。終活の一環と言えなくもない。

100冊にどんな本が残るのか自分でも分からないが、理系本より文系本、自然科学や技術に関する本より、小説、それも長編小説の方が多く残るような気がする。

残った100冊をみて、そうか、自分はこういう人間だったのか・・・、と気がつくのではないか。自分探しの答えが100冊の本にあるような気がする。

志賀直哉の『暗夜行路』新潮文庫。手元にあるこの本の奥付に平成六年九月五日十二刷とある。ちょうど20年前に読んだ本だ。陰鬱な内容ではなかったか。今のところ再読する予定はない。ならば処分すればいい、とはならないから不思議だ。100冊に残る本かもしれない・・・。

川上弘美の小説やエッセイは全てYさんにあげる(差し上げると表現すべきか)ことにした。小川洋子の小説やエッセイは既にHさんにあげてしまったので手元には数冊しか残っていない。

来年は減冊のペースアップをしたい・・・。


 


「夜明け前」の再読を始めた

2014-12-02 | A 読書日記



 藤村の『夜明け前』新潮文庫の再読を始めた。

しばらく前から読みたいな、と思っていた藤村の『夜明け前』。新潮文庫が自室の書棚に見つからない。きっと机の上に積み上げた文庫本の中に紛れ込んでいるのだろう。たまたま覘いた(そうかこんな漢字か・・・)書店で平積みされていたので第一部の上下巻を買い求めた。



全4巻という長編だから、年内の読了は無理。ということは、読みかけで別の本を読まない限り、この小説が年越し本ということになる。初読がいつごろかはっきりしないが、この歳になって読むと、味わい深いものがある。若い時に読んだからもういい、ではなくて、やはり何十年も読み継がれているような小説は何年か間を空けて再読した方がいいと思う。