『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

さぁ、最後の稽古!

2016年04月15日 | Weblog

やっと週末、いよいよ今週末の稽古が最後の通し稽古になります。
我々の劇団が公演を重ねてきた、青山円形劇場が一昨年の暮れに閉館になり、
昨年の公演から、池袋にある東京芸術劇場に公演の場を変えた。

会場を押さえたのが4月下旬。
芸術劇場は劇団の実績などの審査が厳しくて、誰でも簡単に使えるわけではない。
それ故に審査には、色々と時間がかかる。
会場が正式に決まったのが何時だったかは覚えていないが、例年より
稽古の時間が一か月ほど少ないな・・・・と感じたのでした。

そして正式に会場が決まった後、前回は12月末に台本が配られ、
暮れに台本を読む『本読み』が行われ、稽古が始まった。
年明けに更に『本読み』をやり、立ち稽古は実質4カ月間だった。

今回の公演は同じ時期に会場を押さえられたので、一か月前倒しして
11月に台本が配布され、12月は『本読み』の稽古を何度も繰り返し
年明けから立ち稽古に入った。
僕は正月の間に、台本を何度も読んで立ち稽古の時には、基本的に
台本を手に持たずに立ち稽古が出来るように台詞を覚えた。

手に台本を持っているだけで、目線もしっかりしないうえに、
手足や体を使って表現する芝居が思うように行かないのですよ。

今回は、僕の芝居が公演の良し悪しを決めてしまうような役どころ。
そんなこともあって、この5カ月間は台詞の練習をほぼ毎日やっていた。
車の運転中、風呂の中、洗面所で顔を洗いながら表情を作ってみたり…
こんなことが出来るのは『秘密基地』で独り住まいしているから可能で
自宅に居ると、なかなか声を出して台詞の練習は出来なかった。
そういう意味でも『秘密の基地』なのですね(笑)

本読みから始まって、今週末の通し稽古まで述べ5カ月間。
土日、祝祭日の午後から夜までの時間を殆ど費やし、稽古回数は約40日。
下は20代前半、上は80代と4世代とも言える劇団の『家族』で、
本当に良く頑張って来たと思います。

芸術劇場の中のレストランがあって、去年の公演の前に
その店で食事をした友人から、こんな話を聞きました。
開場前に、劇場に長蛇の列が出来て、それを見たその店のオーナーが
『今日は何があるんだい?こんなの初めてだよ』
と訊いたそうです。うれしい話ですね。
今年も、大勢の皆さんに来て頂いて『元気』を貰って頂けるよう頑張ります。

コメント
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