劇団ステージドア第25回公演『女系の遺産』へ沢山のお客様に御来場頂き、
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
自分としてはやりきったかな?
今回の芝居は、自分が思っていた以上にエネルギーが要りました。
特に終盤からテンションを上げて行き、 一旦舞台を退いて
再度登場するまでのテンション維持が大変でした。
でも、稽古をやっているうちに『演技』じゃダメなんだって…‥、
このシーンは自分が演ずる役、フランク・ノーマンになりることで、
テンション維持なんか意識せずに芝居が出来るようになりました。
稽古の終わりの方は別人になっていたのですよ。
芝居って、別の人格をいかに作れるかだ・・・・
とかねてから座長や指導の先生方に言われてきましたが、
11年目にしてやっと、少しだけそれを理解し、体現出来た気がします。
仕事でも何でもそうですが、練習や稽古、普段の努力は絶対に裏切りませんね。
そういう意味でも5か月の間、毎日欠かさず一人でセリフや所作の練習をした。
一週間の練習の成果を見てもらうんだ・・・・という気持ちで、毎日個人練習に励み
週末の稽古に臨んでいたのも、大きかった気もします。
これは今年に限らず、今までずっとやってきたことです。
そのお蔭で、自分としては70点くらいの芝居は出来た気がします。
そんな自分を、ちょっと誉めてやろうかと思います。
しかし、サッカーの試合後より疲労が激しい。
エネルギーの要る役だったから、尚更でしょう・・・・。
公演が終わった後の、喪失感・・・・と言うのかな?
運動会の後、お祭りの後、海外旅行からの帰国・・・・
あれに似たような寂しさかな?
明日からは、公演のエピソードを書く予定です。