明けましておめでとうございます。
新年早々ビックリすることが続き呆然としていました。
日本海側エリアで被災された皆さんにはお見舞い申し上げます。
映画「ブルーバック あの海を見ていた」を映画館で観てきました。
「ブルーバック あの海を見ていた」はオーストラリアの美しいシーサイドを舞台にしたミア・ワシコウスカ主演作品である。監督は「渇きと偽り」のロバート・コノリーだ。今回は自分と相性の良いエリックバナも出演している。ミア・ワシコウスカのポスターが清々しい。玄人筋の評判はもう一歩だけど、このスタッフなら観てみたい。正月なのにこれといって必見の劇場公開映画が見当たらないので、この映画を選択する。
海洋学者のアビー(ミア・ワシコウスカ)のもとに、母ドラ(リズ・アレクサンダー)が脳卒中で倒れたという連絡が入る。西オーストラリアの海辺にある実家にもどる。命には別条なかったが、言葉を発することが困難になっていた。アビーは8歳の少女の頃や高校進学する前15歳の時に起きた出来事を追想する。
海のブルーに触発される居心地の良い映画。
比較的前方の席で毎回観るが、この映画こそ大画面の前方で観て、七変化する海のブルーを体感して欲しい。
すばらしいロケ地である。青々とした空のもと海の上で繰り広げられる場面だけでなく、夕暮れの地平線を見せるシーンは美しい。それに加えて、海底でブルーバックと名付けたウエスタン・ブルーグローパーという大きな魚と戯れるシーンがでてくる。「ブルーバック」と名づけた魚は、個人的には日本で言う大きなクエや香港の海鮮料理屋で見たナポレオンフィッシュのようだった。どのショットも大画面で前方のゆったりとした座席で観ると快感である。
映画のストーリーはどうってことない。美しいシーサイドをリゾート開発業者が生態系の環境破壊したり、業者の一味が獲ってはいけない網で密猟したり、水中銃を使用するのに母ドラ(ラダ・ミッチェル)が抵抗する主人公が15歳の時の想い出を回想する。どちらかというと、道徳的な話だ。美しい海のロケ地を映し出すために強引につくった話で構成されている感じがした。
ロバート・コノリー監督の「渇きと偽り」はかなり手の込んだミステリー映画で息をのむシーンも多々あったが、そういう緊張感はなかった。でも、こういう映画もあってもいい。最後まで気分良く観れた。
ミア・ワシコウスカは「ベルイマン島にて」で久々観たが、「イノセントガーデン」「永遠のぼくたち」など一時期はずいぶんと取り上げた好きな女優である。自ら潜水にチャレンジしている。幼なじみの原住民の男性との恋愛も映画のテーマの一つだけど、今回15歳の時の主人公を演じたイルサ・フォグが良かった。オーディションで選ばれたそうだけど、「キッズオールライト」の頃のミア・ワシコウスカを彷彿させる雰囲気で巧みにこなした。格上のエリックバナはまさに友情出演といった感じだった。
新年早々ビックリすることが続き呆然としていました。
日本海側エリアで被災された皆さんにはお見舞い申し上げます。
映画「ブルーバック あの海を見ていた」を映画館で観てきました。
「ブルーバック あの海を見ていた」はオーストラリアの美しいシーサイドを舞台にしたミア・ワシコウスカ主演作品である。監督は「渇きと偽り」のロバート・コノリーだ。今回は自分と相性の良いエリックバナも出演している。ミア・ワシコウスカのポスターが清々しい。玄人筋の評判はもう一歩だけど、このスタッフなら観てみたい。正月なのにこれといって必見の劇場公開映画が見当たらないので、この映画を選択する。
海洋学者のアビー(ミア・ワシコウスカ)のもとに、母ドラ(リズ・アレクサンダー)が脳卒中で倒れたという連絡が入る。西オーストラリアの海辺にある実家にもどる。命には別条なかったが、言葉を発することが困難になっていた。アビーは8歳の少女の頃や高校進学する前15歳の時に起きた出来事を追想する。
海のブルーに触発される居心地の良い映画。
比較的前方の席で毎回観るが、この映画こそ大画面の前方で観て、七変化する海のブルーを体感して欲しい。
すばらしいロケ地である。青々とした空のもと海の上で繰り広げられる場面だけでなく、夕暮れの地平線を見せるシーンは美しい。それに加えて、海底でブルーバックと名付けたウエスタン・ブルーグローパーという大きな魚と戯れるシーンがでてくる。「ブルーバック」と名づけた魚は、個人的には日本で言う大きなクエや香港の海鮮料理屋で見たナポレオンフィッシュのようだった。どのショットも大画面で前方のゆったりとした座席で観ると快感である。
映画のストーリーはどうってことない。美しいシーサイドをリゾート開発業者が生態系の環境破壊したり、業者の一味が獲ってはいけない網で密猟したり、水中銃を使用するのに母ドラ(ラダ・ミッチェル)が抵抗する主人公が15歳の時の想い出を回想する。どちらかというと、道徳的な話だ。美しい海のロケ地を映し出すために強引につくった話で構成されている感じがした。
ロバート・コノリー監督の「渇きと偽り」はかなり手の込んだミステリー映画で息をのむシーンも多々あったが、そういう緊張感はなかった。でも、こういう映画もあってもいい。最後まで気分良く観れた。
ミア・ワシコウスカは「ベルイマン島にて」で久々観たが、「イノセントガーデン」「永遠のぼくたち」など一時期はずいぶんと取り上げた好きな女優である。自ら潜水にチャレンジしている。幼なじみの原住民の男性との恋愛も映画のテーマの一つだけど、今回15歳の時の主人公を演じたイルサ・フォグが良かった。オーディションで選ばれたそうだけど、「キッズオールライト」の頃のミア・ワシコウスカを彷彿させる雰囲気で巧みにこなした。格上のエリックバナはまさに友情出演といった感じだった。