映画とライフデザイン

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映画「消された男 DEADMAN」チョ・ジヌン

2024-10-21 20:17:51 | 映画(韓国映画)
映画「消された男 DEADMAN」を映画館で観てきました。


映画「消された男 DEAD MAN」は韓国サスペンス映画で人気俳優のチョジヌンの主演だ。「お嬢さん」「毒戦」などの代表作ははあるが、日本でもリメイクされた「最後まで行く」悪役が不気味な恐ろしさで怖かった。チョジヌンはその時々で違った顔を見せる。彼の出演作なので今回マークする。単なる名前貸しのつもりが陰謀に巻き込まれ、死んだことにさせられてしまう男を演じる。

妻に離婚を迫られたり窮地に陥るイ・マンジェ(チョ・ジヌン)は「名義貸し」の雇われ社長としてスポーツ業界の会社に勤める。言われるままに身を隠すように言われてマカオに行くと、TVで自分に1000億ウォン横領の疑いがかけられてそのまま行方不明になっているニュースを見て驚く。

気がつくと、何者かに拉致されて中国の私設刑務所に閉じ込められてしまう。そこで苦役の生活をする間にすでに死亡していたことになっていた。2年半過ぎた時、謎の女性シム女史が現れ、彼を救い出す。彼女は大統領選に絡む政治コンサルタントだった。マンジェは刑務所を脱出できたがシム女史は彼を利用して政界工作を企てていた。

残念ながら期待外れだった。
定評のある韓国クライムサスペンスでここまでつまらないのはかなり珍しい。話自体が訳がわからず、展開も微妙で眠気を呼んでしまう。大金が絡んでもスリリングでない。韓国映画の詐欺がらみはおもしろい映画多いけどね。。。


仕事探しに廃車が大量に置いてあるところへ行き、「深く考えすぎると稼げない」名前を貸すと金になるよと言われる。韓国っぽい古い建物で印鑑を作ったりする場面の後普通に仕事をする。雇われ社長は日本のサラリーマン社会でもよくある話で、オーナー社長の代わりに実務をやる訳だが、今回は単に名前を貸すだけ。一応出社して個室を持って承認の印は押す。ただ、陰謀にハマってから後のストーリーがよく理解できない。刑務所を脱出後の大統領選に絡んでの両陣営の策略も映像を追ってもちんぷんかんだ。韓国の人ならわかるのかなあ?せっかくのチョ・ジヌンの登場だけど、見どころも少なく気がつくと終わってしまう。


楽そうに見える名義貸しだけど、ハマると怖いなあと言うことだけは教訓となる。確かに借金が絡むと個人財産まで持っていかれるもんね。それだけわからせてくれる映画にすぎなくて韓国クライムサスペンスにしては残念選択ミスもたまにはあるだろう。

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