映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

マカオ総括

2010-01-31 10:03:49 | 香港
香港自由行動ツアーで行った。予約しようとした時、旅行会社の人がマカオに行くといったら2泊3日では無理だといっていた。常識ではそうであろう。しかし、香港グルメとマカオ2日間満喫の両方をマスターしてこそのツアーである。そのために綿密な計画を立てたのだ。

初日は19:30のフェリーで上環からマカオへ行き、深夜のフェリーで香港へ戻った。楽しかった。このコメントは控えておこう。夜のネオンは日本のパチンコ屋を10倍くらい派手にしたようなきらめきであった。
帰りのフェリーが大揺れに揺れた。これにはまいった。下からは激しい冷房が効いている。一緒に行った人たちがまいっていた。吐いている女性たちが次々と出ていた。
ホテルに着いたら2時。朝4時おきだったので、ほぼ一日起きていたことになる。

2日目は10:00のフェリーでチムサーチョイ(中港城)から向かった。

中港城から行くのは初めてである。珠海やシンセンに向かうフェリーも数多く出ていた。ブログやHPではチムサーチョイ発は揺れるという噂であったが、逆に上環発よりも揺れなかった。フェリーの船の横幅が広いのでこちらの方が揺れないのは当然だとは思う。一時間たってマカオに着いたが、入国審査が大行列であった。大陸の人だけでなく、イスラム圏と思われる人たちも大勢いた。前夜はあっさり行列もなくすぐ入国出来たのと対照的であった。そしてタクシーでまっすぐセナド広場を目指した。

恥ずかしながらセナド広場に10回目のマカオではじめていった。
我々のまわりには世界遺産未経験の連中がたくさんいる。でもこのたたずまい気に入った。リスボアから歩いて10分くらいの距離というのも理解していなかった。
この通りを右に曲がると紹介したポルトガルレストラン「九如坊」がある。抜群の味だ!



旧正月のたたずまいは本当に良い。正月準備のセナド広場にはさまざまな人種の人たちで一杯であった。これだけきれいだとにぎあうのは当然だろう。スパニッシュ系の建物の色合いがよく、デザインもきれいであった。商店の上には人が住んでいるような印象。この街並みはそのまま残して欲しい。



グランドリスボアに向かった。前は工事中だったので初めてである。
立派な建物である。中に入るとゴージャスな雰囲気であった。でも自分としては旧リスボアの方が好きだ。



旧リスボアは取り壊しになって、工事中と聞いていた。回遊魚たちがどこを泳いでいるのかと思ったが、現状はカジノ場の外装を工事しているくらいでまだ進んでいない。今まで通りアーケードを入って行くと、前と同じところをリスボアの回遊魚たちは泳いでいた。社会見学と思い、同行の社長さんたちはものめずらしそうに見ていた。

夜までいろいろと楽しんでマカオ初めての人たちはご満悦であった。
フェリーポートからカジノサンズを眺める。このネオンとしばしお別れと思うと、みんな寂しそうだった。でもマカオのすごいのはこのネオンが不夜城ということだ。真夜中でも全然変わらない。フェリーもオールナイトだ。まさにパラダイスだ。早くまた行きたい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香港総括

2010-01-31 08:11:53 | 香港
もう少しすると旧正月である。そうなったら身動きがとりづらくなる。今行くのはベストだったと思う。

香港で感じたことを書きたい。
1.ネイザンロードの道路に飛び出した看板がかなり減っていた。

チムサーチョイ全体にいえることである。香港観光の殿堂チムサーチョイ周辺が変貌を遂げている。偽物時計とか声をかけるインチキくさい人も減った。ただただ中国人ばかりが目立つ。あとは中東の人、東南アジアの人がチムサーチョイあたりを歩いていた。
コーズウェイベイはまだ前のままであった。飛び出し看板やトラム、二階建てバスの昔ながらの姿を写真でとろうと思うなら香港島に渡ったほうが良い。

2.大陸パワー全開
93年最初に行ったころは大陸の人は目立たなかった。95年に行ったころは少し増えていた。ただ服装が本当にダサかった。わりとパリっとした服装に身を包む香港人と大陸の人の見分けが容易についた。でも今回若い人に限って言えば見分けが困難になってきた。
90年代はデューティーフリーの店に大陸の人を見たことがなかった。日本人が多かった。今は日本人を見つけるのが困難である。しかも大陸人がブランド品に群がる。時計売り場は大フィーバーの印象。大陸の人たちは成金になったのかな?

3.香港島の看板
はじめてチムサーチョイから香港島のビル群の夜景を見たときの感動は忘れられない。数年前からは8時になると香港島のビルの照明をちかちかさせショーをおこなう。これはすばらしい。最初に行ったとき看板がほとんど日本企業の物ばかりで驚いた。ところが今はかなり減った。いかにも日本企業の衰退を表わしているようだ。一番目立つのはワンチャイのサムスン電子の看板である。残念だけど仕方ない。

4.物価
以前行ったときと比較するとすこしづつ高くなっているのではないか?
コンビニで水が5HK$約60円である。中国ではまだ30円以下でコンビニで買える。800MLのボトルが7HK$85円で売っていた。コンビニでは無理だがその気になれば日本の安売りの店に行くと2Lが100円以下で売っている。
チムサーチョイからコーズウェイベイまで地下鉄に乗った。10.5HK$約130円だった。あれ!もう少し安くなかったっけと思いながら乗った。海底トンネルくぐると高かった気がするが、もう少し安かったのでは?
でもタクシーは相変わらず初乗り約200円程度だ。時間が惜しい我々はひたすらタクシーで移動した。コーズウェイベイの南北楼から上環のフェリーポートまで神風タクシーに乗ったが約600円であった。日本の初乗りよりも安い。深夜チムサーチョイのシェラトンの階上のバーで夜景を見ていたら急にセントラルのランカイフォンに飲みに行きたくなった。海底トンネル代240円を加えて約1000円だった。
朝飯はホテルでなく近くのお粥屋に入った。ワンタン麺は23HK$約280円だった。安あがりでこれで十分だ。


2日目は海鮮を食べた。マカオから戻ったのが9時過ぎで店が限定された。ふかひれスープ、あわび蒸し、伊勢海老の炒め、ガルーバ蒸しと海鮮の定番を食べた。それなりにおいしかったが、ウェイター、ウェイトレスが盛んに何度も来ておせっかいをやかれて困った。ちょっと過剰サービスだ。金満家と思われてチップをもらえると思っているのか?日本人はまだまだ金持ちと思われているのかもしれない。でもせっかちだなあ?!いつもそのせっかちさに一人くらい腹立てる人がいる。前回は同じ理由で友人がヨンキーレストランで怒っていた。

旧正月のイルミネーションはきれいだった。

縁起がいいと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南北楼 香港

2010-01-31 06:15:48 | 香港
先に2日目のポルトガル料理を記述した。17年の後悔があるせいだ。
もともと香港の初日はヨンキーレストランに行くつもりだった。でも朝同行の人から坦々麺が食べたいと言われた。香港で四川料理といえばコーズウェイベイの「南北楼」かセントラルの「錦江春」と決めている。でも気分的に鉄板エビチリが食べたくなった。「南北楼」しかないと。最近はガイド本に出ていない。ちょうど成田をたつ前だったので、携帯でグーグルから検索して、電話番号を確認した。ここも英語で予約できる。

今から24年前にアグネスチャンが書いた香港ガイド本が手元にある。今もある店も多いが、四川料理については「南北楼」(red pepper restaurant)を推薦していた。そんな訳ではじめて行ったのが15年前である。本来は香港であれば飲茶、広東料理の本場だが、辛目の料理が食べたいことがある。ブルース・リーの映画で使われたとかうんちくあるけれど、誰かを連れて行って落胆されたことはない。前回の香港旅行でも行った。

マカオに夜行くので早めに食事を切り上げねばならない。それなので5時半に予約した。でも重慶マンションの両替とかあって着いたのが5時45分ごろであった。香港人の食事の開始は遅い。まだ誰も来ていなかった。それはそれでよかった。

結局「鉄板エビチリ」「マーボー豆腐」「五目おこげ」「鳩のスモーク」「坦々麺」を注文した。前回ちょっと注文しすぎてみんな身動き取れなくなった。その印象が強く、人数も少ないので減らした。

鉄板エビチリ
鉄板の上にエビチリを乗せると「ジュー」と大きい音がして湯気が立つ。
一種のショーのようだ。外人たちも興奮!
日本と違って海老が大きい。食べ応えがある。


五目おこげ
魚介類の具が豊富でおいしい。料理としては一番おいしく感じた。
これも「ジュー」という音が豪快


鳩のロースト
日本ではあまり食べない。個人的には大好き。お茶が入っている。
鳩山首相の頭を食うつもりで豪快に食べる。

坦々麺写しそこないました。

以前ガイド本にも派手に載っていた。今はあまり見なくなった。
いつ行っても欧米人が半分以上というめずらしい店である。あとは現地駐在の日本人ビジネスマンが目立つ。中国人が意外にすくない。我々が行ったときも欧米人を接待する中国人がいただけだ。旅行社通じて日本人観光客に媚売らなくても、欧米人や日本の香港駐在員が来てくれるのであろう。ガイド本に乗せる必要もないので余裕が感じられる。

店によっては日本人向けに違うメニューを出しているのでは?と疑いをもつようなおかしな店もある。でもここは安心。ビール一人2本分を加えて一人あたり4200円程度で安いと思う。なじみの店のような気軽さでいけるので気が楽だ。

おいしく食べて上環の19:30発マカオ行きフェリーポートへ向かった。
異常に美しいモデルのような女性が数人乗船してきて驚いた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする