映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

グリーンホーネット  

2011-07-06 17:44:18 | 映画(洋画 2010年以降主演男性)
グリーン・ホーネットはアメリカンコミックの映画化だ。自分が子供のころテレビで放映されていて見ていたものだ。その当時は悪に立ち向かうヒーローだった気がするが、あまり記憶がない。ただ相棒がカトウというアジア人で空手の達人が大暴れしていた記憶はある。

「燃えよドラゴン」が大ブレイクした時、あの時のカトウがブルーズリーと聞き妙に興奮したものだ


ブリット・リードはロサンゼルスの新聞社の御曹司だ。新聞社社長の父に厳格に育てられた反動から、絵に描いたような放蕩息子に成長した。だが、彼の父ジェームズ・リードが蜂に刺されたことが元でこの世を去り、ブリットは突然、社長の座に就く。
父にはいろんな使用人がいた。その一人父が整備士として雇った運転手カトウだ。カトウはその技術的才能でハイテク装置満載の自動車“ブラック・ビューティー”を完成させる。しかも空手の達人でもあった。その才能を見て荒れたロスの街の悪党を一掃する決心を固めるブリット。どんな武器もどんな攻撃も通用しない全身をグリーンのスーツとマスクに包んだブリットとカトーは、自分たちを“グリーン・ホーネット”と命名。悪党に近づくには悪党を装う方が有利と考え、自社の新聞記事でグリーン・ホーネットを新たな悪党と書き立てながら、悪党たちを倒してゆく。そこには、ブリットの有能な秘書ことキャメロン・ディアスの協力もあったのだが。。。。


若干イメージが違った。スーパーヒーローというよりもコメディの色彩が強い。主人公の出来の悪さを強調して、カッコマンにはしない。むしろ自堕落なヒーローだ。だらしなさを強調する裏話も多い。カトウに関しては強さを強調するが、日本の30年代から40年代の正義の味方的ヒーローではない。そこが狙いどころだったんだと思う。昔見た時はたぶんこういうタッチではなかった気もする。そういう意表をついた流れなんでかえっておもしろい。
アクションが次々出てくるが、極めて破壊的である。改造車にいろんな装置がついている。少年のころだったらもっと興奮したんだろうなあ。次から次へとセットを破壊する。日本料理屋や豪華な自宅を破壊するのを見てもったいないと思い、実に製作費のかかった映画だなあと想像する。日本では予算的に無理だろうなあ。そんなことを思った。
コメント
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