映画「喜劇 愛妻物語」は2020年日本公開
名作『百円の恋』の脚本家・足立紳が、自伝的小説「喜劇 愛妻物語」を自ら脚色した監督作品である。カネなし脚本家と夫を罵倒する奥さんの物語だ。昨年のキネマ旬報ベスト10の8位にランクインしている。
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「百円の恋」の持つ湧き出るような高揚感はすごかった。演じる安藤さくらに凄みを感じたが、当然足立紳の脚本も良くできている。濱田岳を主演に起用しているならそれなりにレベルは期待できる。映画館で観ようかと思ったらあっという間に終了していた。
結果的には普通かな?稼ぎのない旦那に呆れながら、子どもがいるので自ら金を稼ぐ妻が、夫にはキツイという世間にありがちな夫婦である。いつも吠えまくっている奥さんを見て、ウチと同じだなと思う男性諸氏は多いだろう。喜劇というが、そんなには笑えない。
濱田岳はヤラレキャラなので適役、風俗に行く金もないので、やらせてくれと常に愛妻?に懇願する夫というのは逆に見ないけど、まあ原作者はそんな感じなのかな?
売れない脚本家の豪太(濱田岳)は、チカ(水川あさみ)と結婚して10年目。5歳の娘のアキ(新津ちせ)がいる。脚本家としての年収は50万円程度で、もっぱら生活費はチカに頼っている。チカも豪太の情けなさに呆れ果て、口を開けば罵倒の言葉が飛び出す毎日だ。
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豪太のさしあたっての問題は、チカと三ヶ月セックスしていないこと。人並みの性欲を失っていない豪太は、チカのご機嫌を取り、あらゆる手段を使ってセックスに持ち込もうとするのだが、けんもほろろに拒絶され続けている。
ある日、豪太は旧知のプロデューサーに預けていたホラー映画の脚本の映画化が決まったことを知らされる。豪太が以前に「四国にいる高速でうどんを打つ女子高生」の存在を知って、映画の企画書を提出していたのだ。脚本化するに運転免許がない豪太は、チカに運転係として同行してくれるよう説き伏せ親子3人で高松への取材旅行に行くことになった。
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金がないのでチカが手配した旅程は、東京から高松まで丸一日かけて鈍行列車に乗る強行軍。しかも初日の宿はビジネスホテルのシングルルームで、チカは豪太とアキがチェックインした後に、裏口から潜入して合流するという。
しかし翌日、「高速でうどんを打つ女子高生」の家を訪れるが、彼女をモデルにした映画とアニメの企画が同時進行していると知らされる。豪太は完全に出遅れていたのであるが。。。(作品情報引用)
濱田岳の情けなさを強調する。ようやく脚本が採用されそうになったのに、同じターゲットを狙ったライバルがいて難しそう。奥さんもなんとか亭主に仕事をと思ってもうまくいかない。いい加減愛想をつかす。
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どちらかというとイイ女系の水川あさみも街によくいる口うるさい奥さんという感じだ。ふと気づくとキネマ旬報の主演女優賞だったのね。
自伝的作品ということなら、出世見込みはない脚本家に映画ではなっているけど、結果的には世に出れてよかったんじゃない。
名作『百円の恋』の脚本家・足立紳が、自伝的小説「喜劇 愛妻物語」を自ら脚色した監督作品である。カネなし脚本家と夫を罵倒する奥さんの物語だ。昨年のキネマ旬報ベスト10の8位にランクインしている。
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「百円の恋」の持つ湧き出るような高揚感はすごかった。演じる安藤さくらに凄みを感じたが、当然足立紳の脚本も良くできている。濱田岳を主演に起用しているならそれなりにレベルは期待できる。映画館で観ようかと思ったらあっという間に終了していた。
結果的には普通かな?稼ぎのない旦那に呆れながら、子どもがいるので自ら金を稼ぐ妻が、夫にはキツイという世間にありがちな夫婦である。いつも吠えまくっている奥さんを見て、ウチと同じだなと思う男性諸氏は多いだろう。喜劇というが、そんなには笑えない。
濱田岳はヤラレキャラなので適役、風俗に行く金もないので、やらせてくれと常に愛妻?に懇願する夫というのは逆に見ないけど、まあ原作者はそんな感じなのかな?
売れない脚本家の豪太(濱田岳)は、チカ(水川あさみ)と結婚して10年目。5歳の娘のアキ(新津ちせ)がいる。脚本家としての年収は50万円程度で、もっぱら生活費はチカに頼っている。チカも豪太の情けなさに呆れ果て、口を開けば罵倒の言葉が飛び出す毎日だ。
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豪太のさしあたっての問題は、チカと三ヶ月セックスしていないこと。人並みの性欲を失っていない豪太は、チカのご機嫌を取り、あらゆる手段を使ってセックスに持ち込もうとするのだが、けんもほろろに拒絶され続けている。
ある日、豪太は旧知のプロデューサーに預けていたホラー映画の脚本の映画化が決まったことを知らされる。豪太が以前に「四国にいる高速でうどんを打つ女子高生」の存在を知って、映画の企画書を提出していたのだ。脚本化するに運転免許がない豪太は、チカに運転係として同行してくれるよう説き伏せ親子3人で高松への取材旅行に行くことになった。
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金がないのでチカが手配した旅程は、東京から高松まで丸一日かけて鈍行列車に乗る強行軍。しかも初日の宿はビジネスホテルのシングルルームで、チカは豪太とアキがチェックインした後に、裏口から潜入して合流するという。
しかし翌日、「高速でうどんを打つ女子高生」の家を訪れるが、彼女をモデルにした映画とアニメの企画が同時進行していると知らされる。豪太は完全に出遅れていたのであるが。。。(作品情報引用)
濱田岳の情けなさを強調する。ようやく脚本が採用されそうになったのに、同じターゲットを狙ったライバルがいて難しそう。奥さんもなんとか亭主に仕事をと思ってもうまくいかない。いい加減愛想をつかす。
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どちらかというとイイ女系の水川あさみも街によくいる口うるさい奥さんという感じだ。ふと気づくとキネマ旬報の主演女優賞だったのね。
自伝的作品ということなら、出世見込みはない脚本家に映画ではなっているけど、結果的には世に出れてよかったんじゃない。