映画「チャレンジャーズ」を映画館で見てきました。
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映画「チャレンジャーズ」はメジャー大作のヒロインとしての出演が続くゼンデイヤ主演のテニスを題材にしたアメリカ映画だ。「君の名前で僕を呼んで」などのルカ・グァダニーノ監督の作品。まったく意識していなかったが、ここしばらくアメリカ映画とごぶさただ。日本映画以外はアジア系か欧州系になってしまうのは、全米俳優組合ストライキの影響で新作が少ないからかもしれない。この映画も公開が延期されたようだ。
サーカスが題材の「グレイテストショーマン」で自分の度肝を抜いたゼンデイヤは、「スパイダーマン」「DUNE」と大作のヒロインが続き存在感を高めている。アフリカ系とドイツ系の混血であるゼンデイヤは多様化する現代アメリカ映画界のスターだ。アメリカ映画らしさを感じて映画館に向かってよかった
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映画では全米オープンに挑戦しようとするトーナメントの決勝シーンがベースとなる。戦うドナルドソン(マイクファイスト)とズワイグ(ジョシュオコナー)の2人はスタンフォード大学の同期で、もともと子供の頃からの腐れ縁だった。でも逆に今は疎遠。13年前すでに女子テニスのスター選手となっていたタシ・ダンカン(ゼンデイヤ)の圧倒的なテニスプレーに2人は憧れ近づいていく。予期せず、三角関係となるが、タシは試合中に足のケガで選手生命を絶たれる。
もともとズワイグに好意を寄せたタシに対して、ズワイグがつれなくなっていたところをドナルドソンが失意のタシの心の支えになる。やがてタシはドナルドソンのコーチとなり公私ともに結ばれてスター選手となるが、ここのところドナルドソンはスランプが続き出場した試合だ。ズワイグはホテル代も払えないくらい落ちぶれている。その2人が決勝で対決する。絶縁状態だった2人が戦うにあたって、タシがズワイグに久々再会して三角関係がよみがえる。
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スポーツのライバル物語に当代きってのスターであるゼンデイヤがすごい存在感を示してくれて十分堪能できた。おもしろかった。
こういうアメリカ映画が観たかった。衣装、美術、住居のインテリアも含めて全体的な雰囲気にアメリカ映画らしいゴージャス感を感じる。音楽も現代的だ。貧困そのものの日本映画界とは違う魅力だ。そこにゼンデイヤというまさにゴージャスな女優が登場する。
ストーリーもおもしろいけど、ゼンデイヤの圧倒的な存在感に魅了される。テニスのスター街道を歩む頃を演じる若き日を映すゼンデイヤの迫力あるテニスプレイは見応えがある。誰しもがカッコいいと思うであろう。それだけではない。自分に恋憧れる2人の青年とベットでディープキスを交わすシーンがある。これが極めてエロい。これこそ現代の千両役者だ。
ゼンデイヤにテニスの素養があるのかと思っていたら違うようだ。驚いた。3ヶ月コーチを受けてということだが、天性のバネを持っているのであろう。大坂なおみが上り詰めていく試合と同じ躍動感を感じた。残念ながら,日本の女優にここまでの迫力を感じさせる女性はいない。
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相撲で言う露払いと太刀持ちのような存在の2人の男性テニスプレイヤーは、そつなくゼンデイヤの相手役をこなした。
映画の基調はこの2人のテニス対決だ。土壇場までこじれる。ヒッチコックの「見知らぬ乗客」のようにテニスの試合中観客が右に左に首を振る仕草が笑える。もともと学生時代、タシ(ゼンデイヤ)は格上の存在だった。テニスのレセプションに潜り込み,ダメ元でタシを誘ったら部屋に来てくれた。2人が舞い上がるのは無理はない。あのかっこよさは普通じゃない。しかもその後で3人でディープキスを交わす。なんて、夢のようなんだろう。その時の2人の立場になってみれば、そう思うであろう。そんな青春モノの要素を、映画の中ににじませる。それがこの映画の魅力でもある。
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ここではスポーツメーカーのブランド満載である。お金も出資しているのであろう。Wilson、adidas、NIKEに加えて、ドナルドソンが着るウェアには日本語でユニクロの表記がある。コマーシャリズム満載だけど、予算をたくさんもらってゴージャスな映画が見れるから悪くない。
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映画「チャレンジャーズ」はメジャー大作のヒロインとしての出演が続くゼンデイヤ主演のテニスを題材にしたアメリカ映画だ。「君の名前で僕を呼んで」などのルカ・グァダニーノ監督の作品。まったく意識していなかったが、ここしばらくアメリカ映画とごぶさただ。日本映画以外はアジア系か欧州系になってしまうのは、全米俳優組合ストライキの影響で新作が少ないからかもしれない。この映画も公開が延期されたようだ。
サーカスが題材の「グレイテストショーマン」で自分の度肝を抜いたゼンデイヤは、「スパイダーマン」「DUNE」と大作のヒロインが続き存在感を高めている。アフリカ系とドイツ系の混血であるゼンデイヤは多様化する現代アメリカ映画界のスターだ。アメリカ映画らしさを感じて映画館に向かってよかった
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映画では全米オープンに挑戦しようとするトーナメントの決勝シーンがベースとなる。戦うドナルドソン(マイクファイスト)とズワイグ(ジョシュオコナー)の2人はスタンフォード大学の同期で、もともと子供の頃からの腐れ縁だった。でも逆に今は疎遠。13年前すでに女子テニスのスター選手となっていたタシ・ダンカン(ゼンデイヤ)の圧倒的なテニスプレーに2人は憧れ近づいていく。予期せず、三角関係となるが、タシは試合中に足のケガで選手生命を絶たれる。
もともとズワイグに好意を寄せたタシに対して、ズワイグがつれなくなっていたところをドナルドソンが失意のタシの心の支えになる。やがてタシはドナルドソンのコーチとなり公私ともに結ばれてスター選手となるが、ここのところドナルドソンはスランプが続き出場した試合だ。ズワイグはホテル代も払えないくらい落ちぶれている。その2人が決勝で対決する。絶縁状態だった2人が戦うにあたって、タシがズワイグに久々再会して三角関係がよみがえる。
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スポーツのライバル物語に当代きってのスターであるゼンデイヤがすごい存在感を示してくれて十分堪能できた。おもしろかった。
こういうアメリカ映画が観たかった。衣装、美術、住居のインテリアも含めて全体的な雰囲気にアメリカ映画らしいゴージャス感を感じる。音楽も現代的だ。貧困そのものの日本映画界とは違う魅力だ。そこにゼンデイヤというまさにゴージャスな女優が登場する。
ストーリーもおもしろいけど、ゼンデイヤの圧倒的な存在感に魅了される。テニスのスター街道を歩む頃を演じる若き日を映すゼンデイヤの迫力あるテニスプレイは見応えがある。誰しもがカッコいいと思うであろう。それだけではない。自分に恋憧れる2人の青年とベットでディープキスを交わすシーンがある。これが極めてエロい。これこそ現代の千両役者だ。
ゼンデイヤにテニスの素養があるのかと思っていたら違うようだ。驚いた。3ヶ月コーチを受けてということだが、天性のバネを持っているのであろう。大坂なおみが上り詰めていく試合と同じ躍動感を感じた。残念ながら,日本の女優にここまでの迫力を感じさせる女性はいない。
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相撲で言う露払いと太刀持ちのような存在の2人の男性テニスプレイヤーは、そつなくゼンデイヤの相手役をこなした。
映画の基調はこの2人のテニス対決だ。土壇場までこじれる。ヒッチコックの「見知らぬ乗客」のようにテニスの試合中観客が右に左に首を振る仕草が笑える。もともと学生時代、タシ(ゼンデイヤ)は格上の存在だった。テニスのレセプションに潜り込み,ダメ元でタシを誘ったら部屋に来てくれた。2人が舞い上がるのは無理はない。あのかっこよさは普通じゃない。しかもその後で3人でディープキスを交わす。なんて、夢のようなんだろう。その時の2人の立場になってみれば、そう思うであろう。そんな青春モノの要素を、映画の中ににじませる。それがこの映画の魅力でもある。
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ここではスポーツメーカーのブランド満載である。お金も出資しているのであろう。Wilson、adidas、NIKEに加えて、ドナルドソンが着るウェアには日本語でユニクロの表記がある。コマーシャリズム満載だけど、予算をたくさんもらってゴージャスな映画が見れるから悪くない。