映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

矢沢永吉 40周年コンサート BLUE SKY2

2012-09-02 16:18:52 | 矢沢永吉
「チャイナタウン」でしびれさせてくれた後も、昔の歌が続く。

 やはり「ゴールドラッシュ」に入っている「ガラスの街」に引き続いて「黒く塗りつぶせ」だ。
これは最近でもよくやるし、次の「GET UP」も矢沢ファンおなじみでノリノリになれる。

ここしばらくコンサートというと、ニューアルバムの歌中心で昔の歌をちりばめ、タオル投げで終了という定番だった。であるから予習をしていかないと、知らない曲も多いので楽しめないパターンもあった。
今回は予習不要であった。

28曲中3,4曲ほど曲名が浮かばない曲もあったが、隣の友人も教えてくれたので、たいていは分かった。「ベストアルバム」をつくっているみたいな感覚だ。ここまで知っている曲ばかりやるのは何か意味あることなんじゃないだろうか?
そんなことを感じさせた。


MCがはじまる。
世間ではヤザワ伝説がずいぶんと多い。5くらいのことが300になる。「ドルでラーメンを食べたいとかね。」なんて話だ。

確かに銀座、六本木界隈ではヤザワ伝説話がたくさんある。自分が聞いた限りでも
銀座の高級クラブでヤザワが仲間を連れてさっそうと現れて「400万で今夜貸し切りよろしく!」といったとか、西麻布の飲み屋の前でヤクザもどきの男たちがずっと待機していたところ、ヤザワが出てきた。その場をヤバイと周囲が心配したところ、「お疲れさんです」とヤクザもどきが頭を下げて、逆にヤザワに説教されたなどなど。。
伝説にはヤザワがビッグすぎてまわりが圧倒されるたぐいの話が多々ある。


そして「YES MY LOVE」コカコーラのCMソング、いつもカラオケで歌えと言われて歌うときに自分が選ぶ歌だ。歌いやすいイイ歌だ。
そしてアレンジが70年代から80年代にかけてフュージョン系のアレンジに変わる。
なんだろうこの曲と思うと「時間を止まれ」だ。2度目の背筋ゾクゾクだ。
最近歌いなれていないせいか数年前紅白でとちってしまった。それはそれで貫禄だった。
今回BLUE SKYというコンサートの題名だが、演奏が夏のテイストをずいぶんと感じさせる。サックス、エレクトリックピアノ、アコースティックギター、パーカッションの響きが「カリフォルニアシャワー」のころのナベサダを彷彿させる。さすがに練習万全か、矢沢はとちらない。

CMといえば、最近CMに出るせいか、子供からも大人からもいい人に見られるようになったとMCで言ってたなあ。

一緒に行った友人によればヤザワは雨男だという。「レイニー・ウェイ」は拍手しながら観客もノリノリになるいい曲だが、コンサート寸前まで雨何回かふってヤバかったけど、なんとかもった。帰りまた降ったけど
「Rolling Night」のあとは再度スローに
「ひき潮」のイントロを聴くとジーンとくる。さらば夏よという声の響きが9月1日というまさに夏の終わりにぴったりの曲だ。いずれもフュージョン系アレンジが素敵だ。
90年代ヤザワ節ぽい「YOU」で一段落して「棕櫚の影に」ではバックの映像がサンセットになる。

友人がウキウキしている。パーカッションのリズムが軽快でカリブ海の匂いを感じさせる夏らしいリズムだ。今回は夏向きの歌がいい出来、ヤザワは夏の終わりのせつなさを歌わせたら天下一品だ。9月1日に設定したのもその得意技を生かすという意味もあるかもしれない。

そのあとに「ラストシーン」だったが、割と乗れる曲なのに妙に短く終わった。
今回は曲が短く終わる傾向が少しあったと思う。以前だと、ダブルのギターソロを執拗にやって、ヤザワがステージを盛んに走り回ったが今回はそうでもなかった。さすがに疲れてきたのか、体力的な問題もあると思う。曲の簡潔性は今日のコンサートパターンの方が優れる。
「マリア」が終わるとMCに移る。

昨年に引き続き引退話だ。メシを食べに行ったときにおばさんに「おれ引退するよ」
「え!」
「うそだけど」でも引退を意識するようなセリフは気になった。70まではと言っていたけど大丈夫だと思うだけどなあ
一緒に行った友人は「ヤザワは次から次へと借金つくっているんだから、そう簡単にやめられないでしょう。」そして、今日のコンサート一人1万円でいくら収入があったんだろうと計算をした。
やはりビッグだ。

そのあとあっと驚く出来事が起きる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 40周年コンサート BLUE SKY1

2012-09-02 15:22:47 | 矢沢永吉
9月1日 矢沢永吉40周年コンサートへ行ってきました。

日産スタジアムは初めてだ。
新横浜駅に近づくにつれ、いかにも矢沢ファンらしき連中が大量にいる。今回割と年齢層高くない?なんて思いながらトコトコ歩く。
着くとすぐさま、一緒に行ったファンクラブの友人のお付き合いでグッズ買いに行く。大行列を歩いて売り場に着いたが、結局BLUESKYのフェイスタオルは売り切れで友人はがっかりだ。
それにしても今回はトコトン歩く。


そしてファンクラブ専用のチケット交換所に行く。これが最悪だった。
全員そろっていないと入れないということで、みんなが集まる。しかも猛暑だ。圧迫されながらようやく交換場所につくが、交換してもそのエリア内からは出られない。暴動が起こってもおかしくない状態だ。写真入りの会員証に加えて、免許証の提示を求めるというところだったが、身分証明書は提示しなくても手続きできた。
チケットレスにしているのは、一般にチケットが出回ってダフ屋あたりを儲けさせないためという主旨は理解できるが、いくらなんでも予約しているのに、入場までに約一時間かかるというのは異常だ。ファンクラブじゃない人がチケットを普通に入手できた場合、逆に楽に入れるのでファンクラブはむしろ損だとなってしまう。
普通のコンサートでは今まで経験がないだけに、いずれ同じようなイベントがあった時、運営側は注意してほしいなあ。

あとは飲酒の検問がなかった。これにも驚いた。
新横浜の駅を降りると、飲み屋の店員たちが入るように勧誘していた。オープンエアの店では飲んでいる連中もいた。(中身はわからないが)いつも飲酒運転の検問以上に厳しい検問をやっているので、大丈夫かと思ったけど、結果何もやっていなかった。
でもコンサート中不快に思うことはなかった。矢沢ファンのマナーはいい。イカツイお兄さんもいつものコンサートでの厳しいマナーになれているのであろう。

ようやく入場できた。西ゲート東ゲートに振られて大変だ。
スタンドの前にはシートが張ってあった。これは音漏れ防止だと思う。途中前座がやっていたはずだが、全く聞こえないのがその証拠だ。巧みな対処だと思う。
中はさすがに広い!観客も多い。

いつもだったら定刻少し過ぎにはじまるのだが、チケット交換で大混乱になっていたので全く始まらない。6時近くになっても空席が目立つ。入れないからだ。
そうするとスタンドで観客がウェイブを始めた。これには大拍手
運営側の大失態に腹をたてながらも、少しばかり気持ちがほぐれた。
矢沢登場まで20分強を要した。

そして会場が暗くなり、観客の歓声が絶好調になった時に矢沢が登場だ。
友人の「一曲目何歌うかな?」との質問に「新曲じゃないんじゃない」と答えたけど

結局は「イッツ アップ トゥ ユー」でスタート
今回新しいCDの予習はあまりしてこなかった。そういえば、東京スカイツリーのライブの時も矢沢はこの歌を「東京」とともに歌っていた。いかにも矢沢節というべきロックのリズムで会場はエーチャンコールであふれかえる。
2曲目は「ゴールドラッシュ」の中の「鎖を引きちぎれ」
3曲目に「恋の列車はリバプール発」おっと!昔ならともかく、最近この曲を前半戦からやったことなんてなかったんじゃないかな?武道館よりも明らかにオールドファンが多いと思われる客層なので、矢沢の歌に合わせて観客みんなが歌いまくる。歌詞知っているしのっちゃうよな!


そこで最初のMCだ。
6万3千を超えるファンに感謝すると同時に、「広島から列車に乗ってケツの痛い思いをして横浜へきたんだ」という話をする。そうしたらどこからともなく「うちもじゃけぇ」と声が聞こえる。

昔の歌を歌うと言って矢沢が歌い始めたのが
「チャイナタウン」だ。メロディを聞き始めると同時に背筋がぞくっとした。その後何回かぞくっとするのであるのだが、それが最初だった。目をつぶりながら大学時代の自分の記憶につなげる。
何てすばらしい選曲なんだと思いながら矢沢の歌に身を任せる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天草出張3 (奴寿し)

2012-09-02 12:11:41 | 散歩
天草市本渡にある「奴寿し」には伝説が多い。
あのグルメ評論家山本益博が日本の寿司3選に選んだという。

その他にも藤井フミヤが毎日行きたいとテレビで言ったり、料理の鉄人のプロデューサーでグルメで名高い小山薫堂も絶賛だ。予約して行ってみた。

カウンターに座る。
壁が鏡面で加工されている。これは相当もうかっているな。
ネタがきれいに整っている。美しい。

山本益博の記事だ。
あとは故筑紫哲也の色紙だ。彼は自分の高校の先輩だけに気になる。


12貫出たが、代表的なところを
出羽桜の吟醸酒を飲みながらスタート
これがまたうまい。でもおいしい寿司だから一合が適量か

うに これは普通かな?

タコ 七味が加わる。
味の取り合わせをよくご存じだ。

タイ 白身系が非常にうまい。

アラ これはもみじおろしと2種類出た。(ご飯粒付けたままにした。失敗)

九州ではアラだが、関西ではクエという。和歌山で食べたクエチリは自分の中での料理ベスト3の一つだ。基本的には冬に出るものという印象が強い。
しかし、店主は「アラは冬のものだというが、夏でもいいんですよ」という。なるほど
脂ののりかたがちがう。

アラ(クエ)ってなかなか寿司屋では出ない。以前和歌山にいた時、料理屋にクエチリを予約したが、当日別のものに変更になったことがある。何で?というと、あまりにでかいので仕入れができないという。確かに水族館で見るクエはでかくてグロテスクだ。店主は大きなアラも仕入れているようだ。お客さんがたくさん入ってくる方が店主も安心して仕入れができる。それがおいしいものが安く食べられる理由だ。

マグロ
筋があるが、口の中をトロリとしておいしい。
この寿司屋では基本的に醤油をつけない。


車エビ
これには驚いた。通常すし屋でセットで食べるエビは、薄く切っておいしくもない。
これは分厚い。食べ応えがある。寿司ネタではなかなか食べられないものだ。びっくり!


カンパチ
マグロのねぎとろ風に作っている。これもおいしい。


食べログでは賛否両論になっていたが、このレベルは相当なものだ。
いかにも食べログのいい加減さを象徴しているようだ。
店主がしゃべりすぎという人のコメントあったが、このくらいは話してもらえる方が親切と思う。

値段は飲み物入れて2人で8000円台はこのレベルとしては立派だ。
東京だったら一人でもこの値段でこのネタは絶対に!!不可能だろう。
先日で食べた札幌大通公園そばのビルにあるインチキ店にこのネタ見せてやりたい。全部が素晴らしいというわけではないが、いくつかの寿しのレベルは確かに日本ベスト3といっても過言でない。

天草ちゃんぽんとの異常なる昼食はしごで天草の食を満喫して船で離れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天草出張2

2012-09-02 11:27:52 | 散歩
天草出張二日目だ。
前日で用は済ませたので、翌日は朝から友人の車で観光へ

まずはイルカウォッチング

小さい船に乗って沖に出る。

沖には同じようにイルカウォッチングをしている船が何艘もいる。
そのまわりにイルカが多数。
人なつっこい

写真で撮るのは難しい。
動画にすべきだった。失敗

何頭かが一緒になって、水族館のイルカのように泳ぐ。




おっぱい岩という奇岩を見る。

こういう所だから潮が満ちていると無理
確かにおっぱいだ。


富岡エリアに行く、苓北町という
ここの町は九州電力の発電所があり、税収もいいせいか公共建物が立派だ。
海岸を飛び出したようになっている独特の地形だ。

まずは富岡城跡へ、天草島原の乱での主戦場

眺めが抜群にいい。

火力発電所が見える。

城跡には公共建物が建つ


長崎同様天草もちゃんぽんの店が多い

富岡の寂れた商店が並ぶ中にある「かどや」という店に入った。
あまり商売っ気がない。
おばあさんが一人テレビを見ていて、「お客さんだよ」と呼ぶ
ニコニコしたオジサンが出てきて、特製ちゃんぽん700円也を頼む。


なかなか出てこない。
調理に時間を要した。
出てきたのがこれだ。


これには感動した。量も多いが、具たくさん
この器の中にオクラ、シイタケ、タケノコ。。。。たくさんの具が入っている。
いずれの具も手抜きせずにきちんと加工されている。すばらしい!
東京付近で野菜タンメンの類を食べる機会が多いが、こんなに手の込んだ調理をしているところは見たことがない。ラーメン好きの娘にも食べさせたい。
この値段は信じられない。この感動!衝撃だ。
熊本ラーメンというと、新宿に昔からある店「○花」があるが、この間看板メニューを食べて二度と行くまいと思ったところだ。野菜を雑に切っているところが気にくわない。
この落差はなんだ!

食べ終わったら、店の女将さんがでてきた。どこから来たのと尋ねられたが愛想はいい。
そうしたら、後ろにいたおばあさんはそうめんを食べていた。これもおいしそうだった。

本渡に戻る。
町を俯瞰するキリシタン館へいく。




そしてもう一度昼飯を食べる。奴寿しという老舗だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天草出張1

2012-09-02 10:23:44 | 散歩
先週台風の通り過ぎるころ、天草へ出張に行ってきました。
熊本まで羽田から飛行機で約1時間半
そのあと天草エアラインに乗り、天草へ向かう。
プロペラ機は久しぶり


低空飛行ですすむ。
熊本市街部上空


天草までは約20分強、台風の後だけに揺れる。小さい子はワンワン泣いていた。
主要部である本渡の街だ。


空港には熊本にいる大学の同期が迎えに来ている。
彼は今異動で天草にいる。彼がいるときに用を済ませたい。


下田エリア
沿岸の岩が美しい。
台風が去りつつあるときだけに波が荒い。



十三仏公園
夕日がきれいなところだけど、さすがに見れない。
波が荒い。このスケールは凄い!


与謝野晶子、鉄幹夫妻も感動した歌碑が
気持ちはわかる。






十三仏とはこの建物の中

由来だ。

駐車場横の林を歩くと

展望台がある。
わずかな広さ、写真でこの感動を写せないが
息をのまれるような凄まじさだ。海から強烈な吸引力を感じる。
思わず自殺してしまう気持ちがわかる。

場所を移動して、海岸で岩が見られる所へ
まずは上のデッキから

ずっと階段を下がる。
波が荒いので吸い込まれそうだ。


そうだ。
小学校の時、雲仙天草国立公園って習ったっけ
さすがに国立公園に指定されるだけあると思わせる風景だ。

夜は居酒屋へいく。
小魚の刺身盛り合わせ
こういう形で出されるのはめずらしい。


これがアツアツでうまかった。

がらかぶの唐揚げ
和歌山では「がしら」って名前だったなあ
全国各地で名前が違う。これもおいしいが、この後食べたタイの焼き物もうまい。
さすが天草

この後2軒はしご、価格はリーズナブル
天草でマラソンがある。
友人も出るらしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする