自動車の運転はその目的によって仕事と趣味に分かれます。これというはっきりした目的も無く運転すればドライブと言う趣味になります。一方、家族の送り迎えや仕事のために運転すれば趣味とは言えません。
老境にある私の場合は90%が趣味のドライブです。
意味も無く走り回るのが楽しいのです。
毎日運転します。小金井市の公園沿いの道や玉川上水沿いの道は樹木が多くてドライブが一層楽しくなります。
遠方までドライブする時もあります。昨日のように奥多摩に行ったり富士五湖にドライブします。江の島や鎌倉、そして三崎港まで行くこともあります。
山梨県の西の端の甲斐駒岳の麓の山林の小屋にも車で行きます。
車を運転している間が楽しいのです。幸せな気分になるのです。
車の趣味のもう一つにクラシックカーを見ることがあります。
何度も行った所が河口湖自動車博物館です。隣には河口湖飛行機館も並んであります。こ両方の博物館の展示物は原田信雄氏の個人的なコレクションなのです。
この自動車博物館の方は数十年前に開設され、以前は通年開館していました。私も何度も見に行きました。
ところが最近は夏の8月だけ公開されるようになっています。
自動車の展示では、イギリス、ドイツ、イタリア、フランスなど各国の数多くのクラシックカーが展示してありました。
1886年から1950年までの車はHALL-Aに展示してあり、1950年から2000年までの車はHALL-Bに展示してあります。
自働車には作られた国々のいろいろな時代の文化を積んであります。乗り回した家族の喜びと悲しみが沁みこんでいます。戦前生まれの私にとって、いろいろな時代の車を見ると当時の社会の雰囲気がよみがえって来ます。
自動車はまさしく文化遺産です。展示してある自動車の一台、一台を見ながら過ぎ去りし日々の思い出を楽しんでいます。
そこで2014年の8月に河口湖自動車博物館で撮ってきた戦前のヨーロッパと日本の乗用車の写真をお送りします。
ヨーロッパの国々の文化の違いを暗示しているようです。自動車には作られた国と時代の雰囲気を反映しているのです。
1番目の写真は1933年のイギリスのライレー/ケストレルで6気筒1083cc・26馬力のスポーティ・セダンです。イギリスの落着いた伝統的なスタイルをしています。当時のイギリスの中流階級に人気があったそうです。
2番目の写真は1934年のシトロエン7CVで4気筒1303cc・32馬力です。
前輪駆動、フラット床、独立懸架など現在の前輪駆動の乗用車の構造の基礎を作った車です。
1934年から1957年までの23年間で75万台が作られたそうです。
3番目の写真はよく分かりませんが、色彩が綺麗なのでお送りします。自動車が作られ始めた頃のプジョー・ベベらしいです。この当時はまだ走れば良いという時代ですから、現代の基準を当てはめるならエンジンは非力。ようやく冷却のためのラジエーターグリルが誕生したという時代です。
4番目の写真は1938年のイタリアのランチアアプリリア、1352CC,Ⅴ型4気筒、4輪独立懸架。120Kmの巡航速度でした。実用車らしい頑丈な作りになっています。
5番目の写真はアルファロメオ、6気筒、2500CCです。いかにもイタリアらしい華麗なデザインです。
6番目のの写真はヒットラーがよく乗っていたベンツと同じ型のメルセデス・ベンツ/540Kです。3500CCのエンジンで2.7トンと重い車体でも時速170Kmで走れました。やがて第二次世界大戦を始めるドイツの武力を連想させるような重厚な作りになっています。
その他の車は,http://auto.ultimative.org/2012/car-airmuseum/ にも掲載されています。
7番目の写真は戦前、1936年から1938年の日産のダットサン乗用車の写真です。
日本で初めて量産された乗用車で、4気筒、722cc、でした。
8番目の写真はオオタOD型トラックの写真です。
オオタOD型トラックは1937年製、736CC,16馬力でした。
写真は全て2014年8月に河口湖自動車博物館で撮ったものです。
尚、河口湖自動車博物館の別館には河口湖飛行機博物館もありゼロ戦や戦後のジェット戦闘機が展示してあります。
詳しくは、http://www.car-airmuseum.com/ をご覧下さい。
なお、http://www.interq.or.jp/sun/mm-kas/hakubutu/hakubutu.htm や、http://waypower.blog.so-net.ne.jp/2012-09-02 にもいろいろ情報があります。
河口湖自動車博物館と河口湖飛行機館のオーナーの原田信雄氏の写真は、
この写真の出典は、http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/130922-5.html に掲載されています。
記事が長くなりましたので今日はこのへんで失礼致します。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
老境にある私の場合は90%が趣味のドライブです。
意味も無く走り回るのが楽しいのです。
毎日運転します。小金井市の公園沿いの道や玉川上水沿いの道は樹木が多くてドライブが一層楽しくなります。
遠方までドライブする時もあります。昨日のように奥多摩に行ったり富士五湖にドライブします。江の島や鎌倉、そして三崎港まで行くこともあります。
山梨県の西の端の甲斐駒岳の麓の山林の小屋にも車で行きます。
車を運転している間が楽しいのです。幸せな気分になるのです。
車の趣味のもう一つにクラシックカーを見ることがあります。
何度も行った所が河口湖自動車博物館です。隣には河口湖飛行機館も並んであります。こ両方の博物館の展示物は原田信雄氏の個人的なコレクションなのです。
この自動車博物館の方は数十年前に開設され、以前は通年開館していました。私も何度も見に行きました。
ところが最近は夏の8月だけ公開されるようになっています。
自動車の展示では、イギリス、ドイツ、イタリア、フランスなど各国の数多くのクラシックカーが展示してありました。
1886年から1950年までの車はHALL-Aに展示してあり、1950年から2000年までの車はHALL-Bに展示してあります。
自働車には作られた国々のいろいろな時代の文化を積んであります。乗り回した家族の喜びと悲しみが沁みこんでいます。戦前生まれの私にとって、いろいろな時代の車を見ると当時の社会の雰囲気がよみがえって来ます。
自動車はまさしく文化遺産です。展示してある自動車の一台、一台を見ながら過ぎ去りし日々の思い出を楽しんでいます。
そこで2014年の8月に河口湖自動車博物館で撮ってきた戦前のヨーロッパと日本の乗用車の写真をお送りします。
ヨーロッパの国々の文化の違いを暗示しているようです。自動車には作られた国と時代の雰囲気を反映しているのです。
1番目の写真は1933年のイギリスのライレー/ケストレルで6気筒1083cc・26馬力のスポーティ・セダンです。イギリスの落着いた伝統的なスタイルをしています。当時のイギリスの中流階級に人気があったそうです。
2番目の写真は1934年のシトロエン7CVで4気筒1303cc・32馬力です。
前輪駆動、フラット床、独立懸架など現在の前輪駆動の乗用車の構造の基礎を作った車です。
1934年から1957年までの23年間で75万台が作られたそうです。
3番目の写真はよく分かりませんが、色彩が綺麗なのでお送りします。自動車が作られ始めた頃のプジョー・ベベらしいです。この当時はまだ走れば良いという時代ですから、現代の基準を当てはめるならエンジンは非力。ようやく冷却のためのラジエーターグリルが誕生したという時代です。
4番目の写真は1938年のイタリアのランチアアプリリア、1352CC,Ⅴ型4気筒、4輪独立懸架。120Kmの巡航速度でした。実用車らしい頑丈な作りになっています。
5番目の写真はアルファロメオ、6気筒、2500CCです。いかにもイタリアらしい華麗なデザインです。
6番目のの写真はヒットラーがよく乗っていたベンツと同じ型のメルセデス・ベンツ/540Kです。3500CCのエンジンで2.7トンと重い車体でも時速170Kmで走れました。やがて第二次世界大戦を始めるドイツの武力を連想させるような重厚な作りになっています。
その他の車は,http://auto.ultimative.org/2012/car-airmuseum/ にも掲載されています。
7番目の写真は戦前、1936年から1938年の日産のダットサン乗用車の写真です。
日本で初めて量産された乗用車で、4気筒、722cc、でした。
8番目の写真はオオタOD型トラックの写真です。
オオタOD型トラックは1937年製、736CC,16馬力でした。
写真は全て2014年8月に河口湖自動車博物館で撮ったものです。
尚、河口湖自動車博物館の別館には河口湖飛行機博物館もありゼロ戦や戦後のジェット戦闘機が展示してあります。
詳しくは、http://www.car-airmuseum.com/ をご覧下さい。
なお、http://www.interq.or.jp/sun/mm-kas/hakubutu/hakubutu.htm や、http://waypower.blog.so-net.ne.jp/2012-09-02 にもいろいろ情報があります。
河口湖自動車博物館と河口湖飛行機館のオーナーの原田信雄氏の写真は、
この写真の出典は、http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/130922-5.html に掲載されています。
記事が長くなりましたので今日はこのへんで失礼致します。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)