高齢者になるといろいろな人の助けや支援を受けるようになります。ですから助けてくれる人への感謝と尊敬をスマートに社交的に相手に伝えることが重要になってきます。
詳しいことは後で書きますが、私は足がフラフラして長距離の歩行が困難な難病にかかっています。難病なので介護保険が適用されています。
その介護保険のお陰で2年3ケ月前から毎週1回、リハリビ施設に通っています。
そのリハリビ施設の10人位のスタッフに非常に感謝しています。みんな若いのに、熱心に良い仕事をしていると尊敬しています。
その上、同時にリハリビのプログラムを行っている仲間の16人ほどの後期高齢者と仲良くなるための社交性が要求されます。
ですから今日はリハリビ施設のスタッフへの感謝と尊敬をまず書いて、次に同じプログラムを行っている高齢者とどのように付き合っているかを書きます。
そして最後に長距離の歩行が困難な難病とはどのような病気なのか簡単にご説明いたします。
(1)小金井市にある太陽病院付属のリハリビ施設、『陽なた』のスタッフの素晴らしさ
この施設には柳堀さんというセンター長の下、理学療養士などの資格を持ったスタッフが10人くらいいます。優しい看護師さんも1人います。
スタッフは20歳代から40歳代までの男女ですが、80歳代から90歳代のリハリビを受ける高齢者から見るとみんなが若く見えるのです。スタッフは若さに輝いているのです。
この施設では高齢者を車で送り迎えしています。施設に午後2時前に着くとまずお茶を出してくれます。心の優しい看護師さんが血圧や脈拍や体温を測ってくれます。先週は何処かに行きましたか?買い物は大変ではありませんか?などと話しながら血圧を測ってくれます。
それが終わると椅子に座ったまま準備体操をします。これが結構厳しくて一汗かきます。
準備体操のあとは16人位が1階と2階の部屋に分かれて4コマのプログラムを行います。
1コマ目は脚や手を加重をかけて伸縮させるアメリカ製の機械が4種置いてあり、それを一つずつ行って行きます。
2コマ目は縦長の大きなスクリーンの前に立ってその画面に映る画像に従ってバランスを取る運動をします。その上、東京から京都まで東海道を歩いていくプログラムもあります。体の重心の移動で金魚すくいをするゲームもあります。
3コマ目は理学療養士が個人的に指導するいろいろな訓練です。個人個人の体力に合わせて考えた運動機能の訓練です。その上、時々はベットの上に寝てマッサージとストレッチをしてくれます。運動機能の訓練は毎回違う方法で飽きないように工夫してあります。
4コマめは固定した自転車をこぐ運動を20分します。加重を軽くすると20分で10Km以上行きますが加重を増やすと7Kmしか行きません。これは毎回汗をかきます。そして最後にまた整理体操をして終了になります。車で自宅まで送ってくれます。
以上のような約3時間半ほどのプログラムですが、各コマは40分位ですが、各コマにはそれぞれ20分くらいの休憩時間があります。
この休憩時間の間に10人ぐらいのスタッフが手分けして老人一人一人と話し合いをしてくれます。老人たちの育った時代の様子を聞いてくれます。楽しかった思い出を聞き出してくれます。高齢になると独り暮らしも増え、自宅では喋らない高齢者が、みんな楽しそうに活き活きとスタッフと話し合っています。その上スタッフはえこひいきをせず公平です。とても社交的です。
年老いて見る影も無くなった老人たちを尊敬すらしているような様子です。
私はこの様子を見て毎回感動しています。スタッフに感謝しています。その熱烈な仕事ぶりを尊敬しています。従来見たことの無い種類の日本人たちです。
(2)同じプログラムを行っている高齢者との交流
以上のようなスタッフ達の社交性を私は見習いました。そして休憩時間中にいろいろな高齢者と話をして仲良くなりました。ある2人の方々にはこの欄に原稿を寄稿してもらいました。
そのことは次回の、「高齢者と社交性(3)ネットを利用した交流のための社交性」という記事でご紹介する予定なので、今日は省略します。
(3)長距離の歩行が困難な難病とは?
病気の名前は小脳脊髄変性症というものです。50歳過ぎからゆっくり小脳が委縮して行く病気です。小脳が委縮すると体のバランスが取り難くくなります。ろれつも回らなくなります。
特効薬はありません。3年程前に武蔵野赤十字病院の神経内科の一條先生がCTスキャンなどの精密検査をしてくれて診断してくれました。
命にかかわる病気ではないのでこの病気と仲良く陽気に付き合っています。
足がフラフラする方々は神経内科で精密検査を受けることをお薦めいたします。
不思議なことに自動車の運転能力は低下しません。先週は往復800Kmの仙台まで車で墓参りに行きました。
さて閑話休題。以上のように人間は高齢になればなるほど良い社交性が要求されます。
その結果、次第に社交性が身につきます。するといろいろと楽しい世界が開けるものです。
明日はインターネットを利用した交友について書いてみたいと思います。
今日の挿し絵代わりの写真は昨日撮ったアジサイとタチアオイとの花の写真です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
詳しいことは後で書きますが、私は足がフラフラして長距離の歩行が困難な難病にかかっています。難病なので介護保険が適用されています。
その介護保険のお陰で2年3ケ月前から毎週1回、リハリビ施設に通っています。
そのリハリビ施設の10人位のスタッフに非常に感謝しています。みんな若いのに、熱心に良い仕事をしていると尊敬しています。
その上、同時にリハリビのプログラムを行っている仲間の16人ほどの後期高齢者と仲良くなるための社交性が要求されます。
ですから今日はリハリビ施設のスタッフへの感謝と尊敬をまず書いて、次に同じプログラムを行っている高齢者とどのように付き合っているかを書きます。
そして最後に長距離の歩行が困難な難病とはどのような病気なのか簡単にご説明いたします。
(1)小金井市にある太陽病院付属のリハリビ施設、『陽なた』のスタッフの素晴らしさ
この施設には柳堀さんというセンター長の下、理学療養士などの資格を持ったスタッフが10人くらいいます。優しい看護師さんも1人います。
スタッフは20歳代から40歳代までの男女ですが、80歳代から90歳代のリハリビを受ける高齢者から見るとみんなが若く見えるのです。スタッフは若さに輝いているのです。
この施設では高齢者を車で送り迎えしています。施設に午後2時前に着くとまずお茶を出してくれます。心の優しい看護師さんが血圧や脈拍や体温を測ってくれます。先週は何処かに行きましたか?買い物は大変ではありませんか?などと話しながら血圧を測ってくれます。
それが終わると椅子に座ったまま準備体操をします。これが結構厳しくて一汗かきます。
準備体操のあとは16人位が1階と2階の部屋に分かれて4コマのプログラムを行います。
1コマ目は脚や手を加重をかけて伸縮させるアメリカ製の機械が4種置いてあり、それを一つずつ行って行きます。
2コマ目は縦長の大きなスクリーンの前に立ってその画面に映る画像に従ってバランスを取る運動をします。その上、東京から京都まで東海道を歩いていくプログラムもあります。体の重心の移動で金魚すくいをするゲームもあります。
3コマ目は理学療養士が個人的に指導するいろいろな訓練です。個人個人の体力に合わせて考えた運動機能の訓練です。その上、時々はベットの上に寝てマッサージとストレッチをしてくれます。運動機能の訓練は毎回違う方法で飽きないように工夫してあります。
4コマめは固定した自転車をこぐ運動を20分します。加重を軽くすると20分で10Km以上行きますが加重を増やすと7Kmしか行きません。これは毎回汗をかきます。そして最後にまた整理体操をして終了になります。車で自宅まで送ってくれます。
以上のような約3時間半ほどのプログラムですが、各コマは40分位ですが、各コマにはそれぞれ20分くらいの休憩時間があります。
この休憩時間の間に10人ぐらいのスタッフが手分けして老人一人一人と話し合いをしてくれます。老人たちの育った時代の様子を聞いてくれます。楽しかった思い出を聞き出してくれます。高齢になると独り暮らしも増え、自宅では喋らない高齢者が、みんな楽しそうに活き活きとスタッフと話し合っています。その上スタッフはえこひいきをせず公平です。とても社交的です。
年老いて見る影も無くなった老人たちを尊敬すらしているような様子です。
私はこの様子を見て毎回感動しています。スタッフに感謝しています。その熱烈な仕事ぶりを尊敬しています。従来見たことの無い種類の日本人たちです。
(2)同じプログラムを行っている高齢者との交流
以上のようなスタッフ達の社交性を私は見習いました。そして休憩時間中にいろいろな高齢者と話をして仲良くなりました。ある2人の方々にはこの欄に原稿を寄稿してもらいました。
そのことは次回の、「高齢者と社交性(3)ネットを利用した交流のための社交性」という記事でご紹介する予定なので、今日は省略します。
(3)長距離の歩行が困難な難病とは?
病気の名前は小脳脊髄変性症というものです。50歳過ぎからゆっくり小脳が委縮して行く病気です。小脳が委縮すると体のバランスが取り難くくなります。ろれつも回らなくなります。
特効薬はありません。3年程前に武蔵野赤十字病院の神経内科の一條先生がCTスキャンなどの精密検査をしてくれて診断してくれました。
命にかかわる病気ではないのでこの病気と仲良く陽気に付き合っています。
足がフラフラする方々は神経内科で精密検査を受けることをお薦めいたします。
不思議なことに自動車の運転能力は低下しません。先週は往復800Kmの仙台まで車で墓参りに行きました。
さて閑話休題。以上のように人間は高齢になればなるほど良い社交性が要求されます。
その結果、次第に社交性が身につきます。するといろいろと楽しい世界が開けるものです。
明日はインターネットを利用した交友について書いてみたいと思います。
今日の挿し絵代わりの写真は昨日撮ったアジサイとタチアオイとの花の写真です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)