花の写真を掲載している方々は多いものです。しかし種を外国からも取り寄せて丁寧に育て、花々を咲かせている方は少ないようです。
そのような珍しい花々の写真を沢山掲載してあるブログがあります。
『KITAHOのデジカメ散歩』というブログで、URLは、http://kitaho321.blog25.fc2.com です。
KITAHOさんは横浜に住んでおられ、毎日のように自転車で郊外の野原やお寺を巡りながら自然に生えている小さな草花を見つけては美しい写真を撮っています。
自宅の庭に実にいろいろな珍しい原種の花を育てています。
そして山梨県北杜市の甲斐駒岳の山麓にロマンチックな別荘を持っていて、そこでも草花を育てています。別荘の隣の雑木林を地元の人から借りてそこに自然に咲く草花も観察しています。私は何年か以前にその別荘を訪れて花々のお話を聞いたことがあります。博識で、まるで植物学者のようです。
今回、そのKITAHOさんのご承諾を得ましたので、『KITAHOのデジカメ散歩』から花々の写真と説明文を以下にご紹介することにしました。尚、説明文の中にある「秘密基地」とは甲斐駒岳の山麓にある別荘のことです。
===『KITAHOのデジカメ散歩』からの抜粋==========
1番目の写真は八重咲きのウツギ、サラサウツギです。可愛く開花しています。
別名、サクラウツギと呼ばれるように、うっすらと桜色を見せ、他のウツギとは格別な美しさを見せてくれます。
しかし、八重咲きの宿命?ともいえるうるささがあります。
数輪のサクラウツギは素敵なのですが、いっぱいの八重の花はうるさくて仕方ありません。
でも一輪、二輪をまじまじと眺めてしまいます。
2番目の写真は東京・町田市三輪町にある『高蔵寺』の境内に咲いていた黄色い睡蓮です。この寺はシャクナゲ寺として知られています。
3番目の写真は同じ寺に咲くテイカカズラです。この『高蔵寺』は春夏秋冬、いつもお邪魔させていただくお寺さんです。特に自転車での休憩地点でもあります。 初夏の佇まいを見せる境内はめっきり花数が減りました。しかし、アスチルベ・ザクロの花や白花ヤマブキの実などが私の心を和ませてくれます。
4番目銅葉のゲラニュームの花です。暑さに弱いというのがもっぱらの噂の花です。
しかし、銅葉ですが、暑さに強いゲラニュームがありました。
このゲラニウム・エリザベスアン(Geranium maculatum 'Elizabeth Ann')と、いいます。
とても大きくなり、秘密基地(北杜市の別荘)行きが間近です。
Geranium maculatum は北アメリカ~カナダに自生するゲラニウムで、エリザベスアンは、その園芸品種です。
柔らかなピンクというより、透明感のある藤色といった方が良いような彩りで、素敵なものです。大事にしたいゲラニュームです。
英語では、Geranium maculatum 'Elizabeth Ann'と言います。
5番目のヒメサユリ(姫小百合)です。
ヒメサユリは、福島県と新潟県、山形県の三県にまたがる山地。飯豊連峰に自生が確認されている日本固有のユリです。
別名、オトメユリ(乙女百合、学名:Lilium rubellum)とも呼ばれます。
秘密基地のヒメサユリやササユリは実生から育成したものです。頑張った甲斐がありました。
自然の野原で、こんな素敵な彩りに出会えるとは思ってもみませんでしたから。
ヤマユリに比べ、弱々しい株立ちですが、そっと優しく開花する姿は、まさに乙女ですよね。
6番目の写真はササユリです。ササユリは貴重な日本固有の原種ユリです。
また、自生地として、伊豆半島以西の本州及び四国、 九州の地域にのみに見られるユリです。
ネットで知り合いました石川県の方からササユリの球根や種を頂いたのが2010年の晩秋の頃でした。
袋撒きがよいと言うことで、ナイロン袋に鹿沼土を湿らせ、その中に種を入れました。(袋撒きは2010年11月13日)
・・・2回の冬を経験しますと、発芽するようですね。(2012年04月17日17日)
そして、少しだけ球根が大きくなり、球根の植え替えが出来ました。(2014年11月06日)
発芽して4年目。やっと開花に辿り着きました 。(2016年06月01日) 嬉しかったですねぇ。
そして、秘密基地のササユリもしっかりとした花が付きました。(2016年06月17日)
ササユリは・・・今年も元気です。
この写真は横浜の自宅のバックアップ用のササユリ
7番目の写真は南アフリカ原産の『トリトマ』の花です。
北杜市に別荘を建設した時から『トリトマ』という植物に興味があり、苗探しに奔放したのを覚えています。
7年前ですので、苗らしきものが見当たらなく、『じゃぁ・・・種から育ててやる』でした。
で・・・イギリスから種を取り寄せました。短絡的な行動でしたね。
しかし、種から育ててやるというチャレンジは容易なものではありませんでした。
育て方もわからず、ただただ、熱帯性ですが、標高の高い所(1400~2800mくらい)に自生していて、耐寒性もあり、地植えでも育てられるとのことを信じ、4号ポット苗になった頃を見計らい、秘密基地に持ってきました。・・・結果。上手くいきましたよ。達成感いっぱいです。
今や、別名の松明百合(タイマツユリや英名の『トーチリリー』などと言われる通りの姿となって来ています。
特に、美しいと感じるポイントが・・・黄色からオレンジに変わるグラデーションの美しさです。
秘密基地のはどうなっているのでしょう・・・・来週末の秘密基地入りが楽しみです。
=============転載の終り========================
私の記事には内容に関係ない挿し絵代わりに花々の写真を添えています。今後は時々KITAHOさんの花々の写真をお借りすることにしました。それもご承諾下さいましたKITAHOさんへ感謝しながら今日の記事を終りと致します。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
そのような珍しい花々の写真を沢山掲載してあるブログがあります。
『KITAHOのデジカメ散歩』というブログで、URLは、http://kitaho321.blog25.fc2.com です。
KITAHOさんは横浜に住んでおられ、毎日のように自転車で郊外の野原やお寺を巡りながら自然に生えている小さな草花を見つけては美しい写真を撮っています。
自宅の庭に実にいろいろな珍しい原種の花を育てています。
そして山梨県北杜市の甲斐駒岳の山麓にロマンチックな別荘を持っていて、そこでも草花を育てています。別荘の隣の雑木林を地元の人から借りてそこに自然に咲く草花も観察しています。私は何年か以前にその別荘を訪れて花々のお話を聞いたことがあります。博識で、まるで植物学者のようです。
今回、そのKITAHOさんのご承諾を得ましたので、『KITAHOのデジカメ散歩』から花々の写真と説明文を以下にご紹介することにしました。尚、説明文の中にある「秘密基地」とは甲斐駒岳の山麓にある別荘のことです。
===『KITAHOのデジカメ散歩』からの抜粋==========
1番目の写真は八重咲きのウツギ、サラサウツギです。可愛く開花しています。
別名、サクラウツギと呼ばれるように、うっすらと桜色を見せ、他のウツギとは格別な美しさを見せてくれます。
しかし、八重咲きの宿命?ともいえるうるささがあります。
数輪のサクラウツギは素敵なのですが、いっぱいの八重の花はうるさくて仕方ありません。
でも一輪、二輪をまじまじと眺めてしまいます。
2番目の写真は東京・町田市三輪町にある『高蔵寺』の境内に咲いていた黄色い睡蓮です。この寺はシャクナゲ寺として知られています。
3番目の写真は同じ寺に咲くテイカカズラです。この『高蔵寺』は春夏秋冬、いつもお邪魔させていただくお寺さんです。特に自転車での休憩地点でもあります。 初夏の佇まいを見せる境内はめっきり花数が減りました。しかし、アスチルベ・ザクロの花や白花ヤマブキの実などが私の心を和ませてくれます。
4番目銅葉のゲラニュームの花です。暑さに弱いというのがもっぱらの噂の花です。
しかし、銅葉ですが、暑さに強いゲラニュームがありました。
このゲラニウム・エリザベスアン(Geranium maculatum 'Elizabeth Ann')と、いいます。
とても大きくなり、秘密基地(北杜市の別荘)行きが間近です。
Geranium maculatum は北アメリカ~カナダに自生するゲラニウムで、エリザベスアンは、その園芸品種です。
柔らかなピンクというより、透明感のある藤色といった方が良いような彩りで、素敵なものです。大事にしたいゲラニュームです。
英語では、Geranium maculatum 'Elizabeth Ann'と言います。
5番目のヒメサユリ(姫小百合)です。
ヒメサユリは、福島県と新潟県、山形県の三県にまたがる山地。飯豊連峰に自生が確認されている日本固有のユリです。
別名、オトメユリ(乙女百合、学名:Lilium rubellum)とも呼ばれます。
秘密基地のヒメサユリやササユリは実生から育成したものです。頑張った甲斐がありました。
自然の野原で、こんな素敵な彩りに出会えるとは思ってもみませんでしたから。
ヤマユリに比べ、弱々しい株立ちですが、そっと優しく開花する姿は、まさに乙女ですよね。
6番目の写真はササユリです。ササユリは貴重な日本固有の原種ユリです。
また、自生地として、伊豆半島以西の本州及び四国、 九州の地域にのみに見られるユリです。
ネットで知り合いました石川県の方からササユリの球根や種を頂いたのが2010年の晩秋の頃でした。
袋撒きがよいと言うことで、ナイロン袋に鹿沼土を湿らせ、その中に種を入れました。(袋撒きは2010年11月13日)
・・・2回の冬を経験しますと、発芽するようですね。(2012年04月17日17日)
そして、少しだけ球根が大きくなり、球根の植え替えが出来ました。(2014年11月06日)
発芽して4年目。やっと開花に辿り着きました 。(2016年06月01日) 嬉しかったですねぇ。
そして、秘密基地のササユリもしっかりとした花が付きました。(2016年06月17日)
ササユリは・・・今年も元気です。
この写真は横浜の自宅のバックアップ用のササユリ
7番目の写真は南アフリカ原産の『トリトマ』の花です。
北杜市に別荘を建設した時から『トリトマ』という植物に興味があり、苗探しに奔放したのを覚えています。
7年前ですので、苗らしきものが見当たらなく、『じゃぁ・・・種から育ててやる』でした。
で・・・イギリスから種を取り寄せました。短絡的な行動でしたね。
しかし、種から育ててやるというチャレンジは容易なものではありませんでした。
育て方もわからず、ただただ、熱帯性ですが、標高の高い所(1400~2800mくらい)に自生していて、耐寒性もあり、地植えでも育てられるとのことを信じ、4号ポット苗になった頃を見計らい、秘密基地に持ってきました。・・・結果。上手くいきましたよ。達成感いっぱいです。
今や、別名の松明百合(タイマツユリや英名の『トーチリリー』などと言われる通りの姿となって来ています。
特に、美しいと感じるポイントが・・・黄色からオレンジに変わるグラデーションの美しさです。
秘密基地のはどうなっているのでしょう・・・・来週末の秘密基地入りが楽しみです。
=============転載の終り========================
私の記事には内容に関係ない挿し絵代わりに花々の写真を添えています。今後は時々KITAHOさんの花々の写真をお借りすることにしました。それもご承諾下さいましたKITAHOさんへ感謝しながら今日の記事を終りと致します。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)