後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

新緑の桂の林の風景をお楽しみ下さい

2019年04月30日 | 写真
裏高尾には約1400本のカツラの木を昭和3年に林野庁が植えた見事な桂林があります。現在でも林野庁が木道を整備し、一般へ公開している場所です。
今年も写真を撮りに行きたいのですが連日雨や曇りで行けません。
そこで昨年の4月22日に撮った写真をお送り致します。

桂は私の大好きな木です。1980年に自宅の庭に植えたら成長が早くすぐに大木になってしまい困ったことになりました。折角、成長しましたが、泣く泣く切ってしまった苦い経験があります。
それ以来、山の桂を見つけて鑑賞することにしました。桂は秋になると美しく黄葉して甘い独特の芳香を放ちます。神代植物公園にも桂の林があります。
そんなことを考えながら今年も明るい緑の桂の林の光景を想像して楽しんでいます。
新緑の桂の林の写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。









郷愁をかきたてる雪の古民家の水彩画

2019年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム
古民家を見ると郷愁を感じます。幼かった頃の楽しかったことや悲しみを思い出します。
べつに古民家に住んでいたわけではありません。しかし古民家は私を感傷的にさせます。私は失意の折々に古民家を見に行きます。
古民家はあちこちに復元、展示されています。
川崎市の日本古民家園、小金井公園内の江戸東京建物園、小平市の小平ふるさと村などに展示されているのです。
しかしこれらの古民家には人間が住んでいません。ガランとした空き家です。何故か空しい感じがします。
しかし現在も人の住んでいる東北地方の古民家をはるばる訪れて、雪の古民家の水彩画を描いている人がいます。
趣味人倶楽部のmmszkminさんという方です。
今日はこのmmszkminさんの描いた雪の古民家の水彩画を5枚ご紹介いたします。









水彩画は山形や秋田の冬の寒さを描き出しています。雪が家の中に入らないように家の外側を丁寧に密閉しています。人は描かれていませんが生活感のある古民家です。
mmszkminさんの絵には住んでいる人々の悲しみや喜びが描かれているのです。
住んでいる人はきっと老夫婦に違いありません。都会に出て行った子供たちや孫が夏に帰って来るのを楽しみにして寒い冬の日々を耐え忍んでいるのです。
そんな勝手な私の想像を書くのを止めてmmszkminさんの説明文を趣味人倶楽部のページから転載いたします。

・・・ 久しぶりに 雪見温泉旅行に行って来ました。訪れたのは秋田県南部と山形県のいずれも奥羽本線沿いです。 旅行のもう一つの目的は、雪の中の農村、茅葺き民家を見て回る事でした。
 訪れたのは、秋田県の羽後町、山形県の大蔵村、白鷹町、飯豊町、川西町などでした。羽後町は初夏に、川西町は秋と冬に訪れたことがありましたが他は初めてでした。
地元の知人の方や町の観光協会に訊ねたり、あるいはネットで検索してからの訪問でしたが、それでも茅葺き民家は急速に減少していて見る事の出来ないところもたくさん・・
 でも、多くのすばらしい風景を見つけることが出来、たいへん満足な旅を経験する事が出来ました。知人の方には たいへんお世話になりました。そのほかの地元の方々、タクシー運転手のかたがたにも たいへん親切にしていただいたおかげと感謝しています。・・・

その他、数枚の水彩画は、https://smcb.jp/albums/3819520 に掲載してあります。
mmszkminさんは大阪に住んでいらっしゃいます。はるばる冬の秋田県や山形県まで人の住んでいる古民家を訪ねて行ったのです。そのお気持ちに感動します。
インターネットの素晴らしさはこういう感動的な人に会えることです。
mmszkminさんはメールで水彩画をお送りくださりこの欄に転載することを許可して頂きました。感謝の意を表します。

それはそれとして、
今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)