後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「自生しているアカシアの写真をお楽しみ下さい」

2019年06月09日 | 写真
2015年の今頃、山梨県の甲斐駒岳の麓の石空川(いしうとろ川)の川原にアカシアの大木が沢山白い花を咲かせているのを発見しました。
あたり一面にとても良い香りが漂っていて夢見る心地でした。

このアカシアは正しくはニセアカシア (Robinia pseudoacacia) です。北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、和名はハリエンジュ(針槐)というそうです。
日本には1873年に渡来したそうです。

本当のアカシアは、オーストラリア大陸に多く分布している黄色い花です。
日本では関東以北では育たないそうです。
明治時代に輸入されたニセアカシアを当時アカシアと称していたことから、現在でも単にアカシアと言うことが多いようです。

写真の白い花のニセアカシア(ハリエンジュ)からは香りのよい蜂蜜がとれ、アカシアの蜜として販売されているそうです。紛らわしいですね。
始めの4枚の写真がニセアカシアの花で最後の黄色の花がアカシアの花です。









聖霊って何ですか?

2019年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム
カトリックでは神と子と聖霊の3位を信じます。
ここで子とはイエス・キリストのことです。それでは聖霊って何でしょうか?
誰も言葉では明快に説明出来ません。こういう宗教上の奥の教えは仏教では不立文字と言って文字では説明できないと言っています。
感じて信じるのです。
ですから聖霊も感じて信じるものです。
2019年06月02日 に「キリスト教は愛の宗教だと実感した今日のミサ」という題の記事を書きました。
そして先週の小金井教会のミサを司式して下さったレミ神父さまをご紹介しました。

1番目の写真がレミ神父さまです。
レミ神父さまは1948年3月にフランスのトロワで生まれました。フランスのエリート大学のソルボンヌ大学を卒業しました。その学歴は経済的に豊かな人生を保証する学歴なのです。
かれはその全てを捨ててはるばる極東の日本まで福音を伝えるためにやって来たのです。
この話を知って私はそれは聖霊の働きだと実感したのです。
聖霊の働きが無ければ彼は神父になって日本に来て、一生を日本で過ごし日本の土になれるわけがありりません。
私は聖霊の存在を実感しました。このレミ神父さまは私に聖霊の働きを確信させた一つの例です。
最後に聖霊に関するブリタニカ国際大百科事典の解説を転載しておきます。
聖霊とは、三位一体の玄義における3つの位格 personaの一つであり,ペルソナとしての独自性を有する一方,また真なる神として父と子とともに一つの実体をなす。子が父から生れるのに対して父 (および子) から発出するものであり,人々の霊魂を照し清め強め慰めるものとしてイエス・キリストについてのあかしを示し,キリストの栄光を現し人々を導いて,すべての真理を悟らせるのである。聖霊は絶えず人々の間に働き,彼らを聖化し,キリストの肢体である教会を「立てる」働きが帰せられている。

今日の挿し絵代わりの写真は木造で1番古いカトリック宮津教会です。







京都府の日本海側の宮津市にるカトリック宮津教会は明治29年に建てられました。
国宝の大浦天主堂は明治12年に建てられたので、それに次いで日本で2番目に古い教会になります。
そして現役の木造教会としては日本一古い教会なのです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。 後藤和弘(藤山杜人