後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

私の反省と多摩御陵参道のケヤキの喬木の紅葉

2019年11月23日 | 写真
最近私が反省していることがあります。
インターネットへ投稿する自分の記事は客観的で公平な見方で書くべきだと考えています。ところが最近は、昨夕日本に来たローマ法王フランシスコさまに関する記事ばかり掲載しています。
自分がカトリックなのでつい強い関心があるから何度も書いてしまいます。しかしこの態度は客観的で公平な態度ではありません。日本のカトリック信者は44万人、人口の0.3%しか居ないのです。
最近の私の記事はわずかに人口の0.3%の人しか関心の無いものなのでしょう。まったく偏った記事なのです。
その事を私は反省しています。
そこで今日は皆様が楽しんで頂けるように美しい紅葉の風景写真をお送りいたします。
八王子市の西のはずれで甲州街道から北に曲がったところに多摩御陵の参道があります。その参道には高いケヤキの喬木が並木になっています。
毎年11月下旬になると見事に紅葉します。喬木の並木が一斉に紅葉する風景は珍しいので何十年も写真を撮りに行ってます。今年も先日の晴天の日に写真を撮って来ました。
その風景写真を5枚お送りいたします。









多摩御陵のケヤキの喬木の紅葉の写真を撮るといよいよ師走になります。クリスマスとお正月のシーズンに変わるのです。
今年もいろいろな紅葉の風景を写真に撮りました。富士山5合目までのスバルラインの紅葉、甲斐駒岳の山麓の紅葉、八ヶ岳山麓の小淵沢リゾート地の紅葉、日本一美しい村、原村の紅葉、そして小金井公園の紅葉風景などです。

美しい花々やいろいろな場所の紅葉の写真を沢山撮るのが私の趣味です。そして沢山の写真の中から出来の良い写真を選んでトリミングします。色彩は変えませんが明暗は調整します。そんな作業に時間を費やすもの老境の楽しみです。
そして皆様に写真を楽しんで頂けるのが何よりも嬉しいのです。
どうぞこれからもお付き合いのほどをお願い申し上げます。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

世界一礼儀正しいタイの人々

2019年11月23日 | 写真
タイ王国は佛教暦を使っている純粋な仏教国です。世界一礼儀正しい人々が住んでいる国です。
3枚の写真をお送りします。写真はフランシスコ法王に敬意を表示する練習の光景です。法王のタイ訪問を前に、首都バンコクにある女学校の校庭でリハーサルをする学生たちです。この2019年11月13日撮影の写真の出典は、
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/【今日の1枚】法王に敬意を表して-タイ/ar-BBX13JS です。





ローマ法王フランシスコさんの人間らしさを示すエピソード

2019年11月23日 | 日記・エッセイ・コラム
今日の夕方来日するローマ法王フランシスコさんは気さくで親しみやすい人です。人間的な方です。
今日はその人間らしさを示すエピソードを一つご紹介致します。これまでのローマ法王は絶対にしなかったことを実行し世界中のカトリック信者を驚かせたのです。
それは堕ちた神父たちに会い彼等の苦悩に心を寄せたのです。
堕ちた神父たちとは生涯独身の誓いを破り結婚した神父達のことです。当然彼等は聖職を辞め信者達から白い目で見られます。人生の途中で聖職を挫折したのです。
そのような元神父達に暖かい愛の眼差しを向けているのです。
以下は法王フランシスコさんが堕ちた7人の神父たちと会見した時の記事の抜粋です。

1番目の写真は子供をフランシスコ法王に紹介する元神父と妻の写真です。
この写真を保守派のバチカン放送は「不都合な写真」として報道しました。保守派は法王がそんな事をしてはいけないと言っているのです。
以下は、http://agora-web.jp/archives/2022670.html らの抜粋です。
フランシスコ法王は2016年11月11日、教会の聖職を断念し、結婚した若い元神父たちを訪ねたのです。
法王は同日正午、ローマ近郊の一軒の住居で7人の元神父たちの家族と会いました。
7人はローマ・カトリック教会の神父でしたが聖職者の道を諦め結婚したのです。

そんな彼等に法王は暖かい手を差し伸ばしたのです。
従来は独身制を破り家庭をもった元神父たちは教会から「堕ちた神父」と受け取られ、周辺の人々から冷たくみれてきたのです。
バチカン放送によると彼らは孤独と無理解に遭遇し「神父となったのは間違った決定だった」という思いで聖職を断念したのです。

聖職を断念するまでの元神父の内的葛藤は理解出来ます。
神の召命と信じて神父の道を歩み出した人間にとって、如何なる理由からにせよ、それを断念することは大変なことです。
フランシスコ法王さまは彼らの苦しみを理解し同情したのです。
しかし自分の娘をフランシスコ法王さまに見せる若い元神父の姿は幸せそうです。これこそ神の救いなのです。神の大きな愛なのです。
元神父たちに慈愛の手を差し伸べるローマ法王さまは本当に暖かい人間性豊かな方です。
世界には聖職を断念し、結婚した元神父たちが数万人いるといわれます。彼等もまたローマ法王さまの愛の力に感銘を受けたに違いありません

そう言えば私が行っているカトリック小金井教会にも神学生を辞めて結婚した人がいました。私は「それも人生だよ」と思い、別に白い目では見ませんでした。
そんなこともあったのでフランシスコ法王さまの人間性が身に沁みて感銘を受けるのです。

皆様そんな人間性豊かなフランシスコ法王さまを暖かいお気持ちでお迎えください。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)