後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「キリスト教の不思議、『受胎告知』とは?」

2020年12月27日 | 日記・エッセイ・コラム
イエス・キリストの誕生、母マリアは処女懐妊してイエスを馬小屋で生むのです。キリスト教の不思議な話です。
受胎告知とは天使ガブリエルがヨゼフの許嫁、マリアの前に現れ、「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられます」と言います。
マリアはこの言葉に戸惑い、困惑します。そうすると天使ガブリエルが言ったのです、「マリア、恐れることはない。あなたは身ごもって男の子を産みますが、その子をイエスと名づけなさい」と言ったのです。
マリアは、「どうしてそのようなことがありえましょうか。私は男の人を知りませんのに」と答えます。すると天使ガブリエルが言います、「聖霊があなたに下り、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれるのです」
そこでマリアは言います、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身になりますように」と天使ガブリエルの言葉を受け入れ従うのです。
このようにしてイエス・キリストがこの世に生まれでたのです。
この物語は大変不思議な話です。しかし私はこの科学的でないことを上の文章どうりに起きたとそのまま信じています。
そしてこの場面は何故か非常に美しい場面のように感じます。私はカトリックの信者なのです。
昔の西洋人たちもそのように思ったのでしょうか。いろいろな画家が、「受胎告知」という題目で 美しい絵画を描いています。

日本人がキリスト教になじめないのはマリアの「受胎告知」が原因になっています。日本人は科学を信じ、それに反することを信じないのです。しかし宗教というものは科学とは別世界にあるものなのです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

幾つかの「受胎告知」という題する絵画をご紹介いたします。

1番目の写真はフラ・アンジェリコの「受胎告知」(1430-32)です。

2番目の写真はハンス・メムリンクの「受胎告知」(1467-70)です。

3番目の写真はレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」(1472-75)です。

4番目の写真はエル・グレコの「受胎告知」(1590頃ー1603)です。大原美術館に展示されているので多くの人がご存知の有名な絵です。

5番目の写真はフランチェスコ・アルバーニの「受胎告知」(1601年)です。