後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日の日記、梅の花の写真を撮りに行く」

2021年01月14日 | 日記
今日も快晴で最高気温が15℃と春のような日和です。小金井公園に梅の花の写真を撮りに行きました。咲いている木は少なく5本位です。残りの数十本の梅の木はまだまだ蕾が固く締っています。やはり2月にならないと満開にならないようです。
今日写した写真をお送り致します。





「とりとめもない冬晴れの午後の日記」

2021年01月14日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は気持ちの良い快晴でした。車を駆って神奈川県の相模湖と宮ケ瀬湖の二つの湖の写真を撮って来ました。その写真をお送り致します。始めの3枚は相模湖の風景で後の4枚は宮ケ瀬湖です。















昨日は快晴ながら寒い日でした。特に湖畔は冷い風が吹いていました。家内はお気に入りの「虹の吊り橋」を走って往復していました。帰りに何時も寄る山のパン屋でいろいろなパンを買いました。
昨日の日記です。書いてみて何も内容の無いことに驚きます。日記は他人に見せるものではないから内容が無くても良いと言う人がいます。
しかしインターネット上に公開する以上は少しは内容があった方が良いに決まっています。
そこで「湖畔の詩」を検索したら山梨県のある湖畔に住んでいた詩人の作品を見つけました。その名前は野澤一です。彼の記念碑にある詩を次に示します。

『ああ、されど湖のみは いつもながらの風光に かげうららかに
桃の枝は育ち 栗鼡はないて 小鳥はあのたのしいさわがしい 唱をうたい
山は立ち 水はほとばしりいでて とこしえに しびれの湖と たたえられてあれよ』

そして「山深い湖畔に独居し、優しい詩を詠んだ『日本のソロー』を訪ねる」(https://www.pen-online.jp/creator/culture/lake-shibire/1 )という記事に次のようなことが書いてあります。
・・・ソローは、19世紀のアメリカ人作家。出身地であるマサチューセッツ州のウォールデン湖畔に小屋を建て約2年間自給自足で暮らした人物で、その生活を記録した著書『森の生活 ウォールデン』はよく知られている。・・・

さて『ウォールデン 森の生活』はヘンリー・ソローによる著作で、1854年にティックナー・アンド・フィールズ社から出版されました。彼がウォールデン湖のほとりで1845年から2年2ヶ月に渡って小屋で送った自給自足の生活を描いた回想録です。
作者の死後に評価が高まりアメリカノンフィクション文学の最高傑作の一つと称されるようになります。

近年、日本でも沢山訳本が出ています。
佐渡谷重信訳『森の生活 ウォールデン』 講談社学術文庫 1991年
飯田実訳『森の生活 ウォールデン』(上下)、岩波文庫、1995年 / ワイド版、2001年
酒本雅之訳『ウォールデン』 ちくま学芸文庫、2000年
今泉吉晴訳『ウォールデン 森の生活』 小学館、2004年 / 小学館文庫(上下)、2016年
真崎義博訳『森の生活』 宝島社、1995年、新版2005年 / 宝島社文庫、1998年、新版2002年

上記で詩を紹介した野澤一もソローの本に感銘し山梨県のある湖畔に独り住んだのです。

このように静かな湖が好きな人が古今東西たくさん居るのです。
昨日は相模湖と宮ケ瀬湖の湖畔でとりとめも無くそんなことを考えていました。

とりとめもなく内容も無い日記を書いてしまいました。

それはそれとして今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)