後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「日本の絶景を巡る(6)紅葉の上高地と穂高岳」

2022年10月05日 | 日記・エッセイ・コラム
毎日、紅葉の風景写真をお送りして申し訳ありません。これで最後にしますから勘弁して下さい。
今日は何度も訪れた懐かしい上高地と穂高岳の紅葉風景の写真をお送りいたします。この地方の山に初めて行ったのは22歳、大学を卒業した年の夏でした。上高地や穂高岳、槍ガ岳に魅了されて,その後妻と何度も行きました。まず上高地と穂高岳の紅葉風景の写真をご覧ください。今日使う5枚の写真はインターネットから美しい鮮明な写真を選んで転載したものです。1番目の写真は上高地のシンボル的な存在の河童橋です。何度も渡りましたが見上げる穂高岳の風景が急峻で、スイスで見たアルプスの風景に似ていると感じました。穂高、槍、大天井、燕と続く山並を北アルプスと言います。2番目の写真は上高地から流れ下る梓川です。後ろの山は六合山です。カラマツ林の下を梓川に沿って上って行くと河童橋に行きます。大正池でバスを降りて帝国ホテルで昼食にし、この梓川に沿った道をよく歩きました。3番目の写真は大正池と焼岳です。大正池の立ち枯れの木は行く度に減っていきました。焼岳へは妻が学生時代に友人と登ったそうで話を何度も聞きました。4番目の写真は穂高岳に登る途中の涸沢です。雄大な斜面です。徳合小屋の上に広がる斜面です。写真の右方向に槍ヶ岳があります。5番目の写真は穂高岳の裏側のロープウェイです。奥飛騨温泉から穂高の頂上近くまで登っているロープウェイです。眺望絶佳のロープウェイです。
さて22歳の時に縦走した経路を書いておきます。出発地は大糸線の穂高駅でした。中房温泉への登高から始まりました。そこに一泊して燕岳、大天井、西岳と歩き、槍の肩の小屋で一泊しました。翌日は南岳、キレット渡り、北穂高、涸沢、横尾と歩いて上高地に降りて来ました。2泊3日の山歩きでした。毎日10時間ほど歩きました。茫々64年前の山行きでした。懐かしいです。
 
今日は「日本の絶景を巡る」の(6)として紅葉の上高地と穂高岳の紅葉風景をご紹介致しました。これで「日本の絶景を巡る」という連載の終わりと致します。
 
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)