後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「武蔵野の崖の下の湧水と水が流れる風景」

2023年10月27日 | 写真
平坦に見える武蔵野ですが、あちこちに崖があります。特に立川、国立、国分寺、小金井、調布と東西に伸びる崖線は壮大な崖のつらなりです。崖線の下には泉や湧水があります。泉や湧水の水は池になりその後、野川に注ぎます。野川は東へ流れ、調布の先で多摩川へ流れでます。
今日は国分寺、小金井の崖下の湧水と水の流れる風景の写真を撮って来ました。

1番目の写真は国分寺の東京経済大学構内の湧水で出来た池です。

2番目の写真は小金井の貫井弁天の湧水群の水で出来た池です。

3番目の写真は貫井弁天の湧水群の池から落ちる滝です。

4番目の写真は泉や湧水の水を集めて流れる野川です。


「年年歳歳紅葉相似たり、歳歳年年人同じからず」

2023年10月27日 | 写真
毎年、紅葉の風景写真を撮りに行く所は同じ数か所の場所です。
清瀬市の金山緑地もその一つです。最近の写真と以前の写真と比較してみるとまったく同じようです。ですから 「年年歳歳紅葉相似たり、歳歳年年人同じからず」なのです。しかし私共は確実に老いていきます。
その同じような家内が撮った写真を示します。始めの3枚は最近のもので、あとの2枚は2017年の11月下旬に撮った写真です。


「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」という漢詩は唐時代の劉 希夷(りゅう きい)の漢詩です。彼は唐の詩人で字は庭芝、廷芝と言いました。
彼は男前で物事にこだわらない性格でしたが素行が悪かったようです。酒と音楽を好み琵琶の名手で各地を放浪した詩人でした。

“年年歳歳花相似 歳歳年年人不同”で有名な「代悲白頭翁」が代表作です。詩集4巻を残しました。

そんな劉 希夷(りゅう きい)を想いながら金山緑地の紅葉の写真をお送りいたします。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)