後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「復活祭に関連した絵画や写真そして復活祭のパンや卵」

2025年01月16日 | 写真
復活祭とはどんな祭りなの簡略にご説明したいと思います。そして復活祭に関連した絵画や写真をお送り致します。
復活祭の意味を知れば欧米人の考え方が分かります。西洋の文学や絵画、彫刻や音楽がもっと深く理解出来ます。ですから多くの日本人は教養としてキリスト教のことをかなり詳しく知っています。
さてこの祭のことを簡単に書けば、復活祭はキリストが十字架にかけられ処刑され、3日後に生き返ったことをお祝いするお祭りです。
クリスマスはヨーロッパの原始宗教の冬至祭を踏襲しました。
復活祭は春の到来を祝うお祭りを踏襲しています。キリスト教徒にとっては復活祭は一番重要な祭日です。クリスマスよりも非常に大切な祭日です。
その理由はキリスト教信仰の中心をなすのが、キリストが生き返り、その後、天に登って神の右の座に着いたということを事実として信じることなのです。そして最後の審判の時が来ると、キリストは再び帰って来ます。そして全ての死者の肉体も蘇り、復活するのです。
復活祭とはイエス自身の生き返りを祝い、全ての死者の生き返りを祈る重要な祭日なのです。
ここで復活祭に関連した絵画や写真を見てみましょう。

1番目の写真は生き返ったキリストを天使たちが祝福している絵です。この写真の出典は、https://unakarma.info/archives/714 です。 

2番目の写真の絵画は『復活』です。
(シモン・チェホヴィッチ(ポーランド語版)画、1758年)
写真の出典は、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E7%A5%AD です。
3番目の写真は復活を祝う行列です。正教会やカトリック教会ではこのような行列をしてキリストの復活を祝います。写真の出典は、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E7%A5%AD です。

4番目の写真はドイツの復活祭のパンです。オスターブロートとオスターハーゼ(ウサギ型のパン) です。復活祭にはウサギも付き物です。
写真の出典は、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E7%A5%AD です。

5番目の写真は復活祭を祝うために華やかに描いた卵です。写真の出典は、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E7%A5%AD です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「 40回目の 2025年、浅草サンバカーニバル」

2025年01月16日 | 写真
毎年、約50万人が参加する「浅草サンバカーニバル」は、浅草の夏の風物詩として定着し、北半球最大と呼ばれるまでに成長いたしました。
2025年は、コロナ禍を乗り越え、第40回目の節目を迎えます。浅草サンバカーニバルは、本場ブラジルのサンバカーニバルを目標にして参りました。
ブラジルと日本は、国交樹立130周年という記念すべき年でもあり、様々な企画を予定しております。 
2025年8月30(土)に開催。
写真は去年の浅草サンバカーニバルです。


「春の歳時記、リオのカーニバル、四旬節、復活祭」

2025年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム
今年の復活祭は2025年4月20日日曜日 です。その前の40日間は四旬節です。
リオのカーニバルは2025年2月28日金曜日 – 2025年3月8日土曜日です。
カーニバル、四旬節、復活祭などは欧米の春の歳時記です。これらの歳時記の説明をしたいと思います。
さてカーニバルは謝肉祭と訳します。肉食の快楽に感謝するお祭りなので謝肉祭なのです。それは肉食をしている欧米人にとっては重要な行事です。
伝統的に肉食をしなかった日本にはこんな祭りはありません。日本人には意味不明な祭りなのです。  
この謝肉祭が終わると「灰の水曜日」になり厳しい禁欲の四旬節が40日間が始まります。四旬節が終わると復活祭です。
順々に書くと、リオのカーニバル、灰の水曜日、四旬節、復活祭と季節が流れていきます。今年の復活祭は4月20日日曜日 です。
復活祭はキリストが蘇ったことを祝う祭りです。しかし特に日本人に分かり難いのが四旬節です。
四旬節は復活祭の前の厳しい禁欲の40日間なのです。食べ物だけでなく歌舞音曲全ての快楽を禁じるのが四旬節です。騒がしい音楽やお笑いがテレビやラジオから消えます。静かな番組になります。
カトリックでは「灰の水曜日」には特別なミサがあります。神父様が信者一人一人の額に灰で十字を描くのです。そして人間が土から生まれ灰になる儚い存在であると説教で教えるのです。それは禁欲の四旬節の準備なのです。
欧米の国々ではカーニバルや灰の水曜日や四旬節や復活祭は春先の季節のうつろいを示す歳時記のようなものなのです。
以前の南米のリオデジャネイロのカーニバルの写真をご覧下さい。

これらの写真が示すようにリオのカーニバルは大がかりで華やかなお祭りです。この世の楽しみを大規模に表現しています。そして人々がそのその快楽に酔いしれるのです。

北半球の西洋では春先ですが南半球は夏の終わりです。季節のうつろいを示す祝祭日です。
西洋の祝祭日のクリスマスやカーニバルや復活祭も日本の俳句の季語になっていることは面白いと思います。

写真はインターネットからお借りしました。 

今日はリオのカーニバル、灰の水曜日、四旬節、復活祭の意味を説明しました。そしてお互いの関係を簡単にご説明しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

「お正月が過ぎれば節分、雛祭、そして復活祭が来て咲く桜」

2025年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム
人間は歳を取れば取るほど季節の流れが速くなるのでしょうか?
クリスマスとお正月が過ぎたと思ったらもうすぐ節分と雛祭がやって来ます。そして復活祭が来て桜も満開になります。春には美しい花々が咲き出します。
梅、コブシ、ハクモクレン、ユキヤナギ、サクラ、レンギョウなどが一斉に咲きます。
年々花は同じように咲きますが、人は過ぎ去って行き同じではありません。
今日は節分、雛祭、復活祭、白いモクレンの花の写真をお送りします。
1番目の写真は京都の伏見稲荷の節分の豆まき風景です
出典は、http://pupa.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_51ea.html です。
2番目の写真は雛祭の風景です。滋賀県の日野町の町なかの通りに面した家々や商店街のウィンドウ、近江日野商人が残した屋敷や町家など、約200ヵ所に、古くは江戸時代から現在に至るひな人形や創作びななどが飾られます。
出典は、http://www.town.shiga-hino.lg.jp/contents_detail.php?frmId=3691 です。
さてそれはそれとして少し復活祭に関連した写真を見てみましょう。
写真の出典は、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E7%A5%AD です。
3番目の写真は生き返ったキリストが弟子たちの中心に立っている光景です。ある弟子は本当に生き返ったキリストなのかと疑って眺めています。トマスはキリストの脇腹の傷跡に指を入れてみて、「これは本物の生き返ったキリストだ!」と納得します。
4番目の写真は復活祭のミサをしておいるあるカトリック教会の祭壇の光景です。
5番目の写真は桜よりも先に咲く出すモクレンの花です。昔あった京王フローラルガーデンで撮りました。

日本では復活祭の意味やその重要性があまり知られていません。
簡単に書いてしまえば復活祭はキリストが十字架にかけられ処刑され、3日後に生き返ったことをお祝いするお祭りです。
キリストが生まれた日はクリスマスとして日本でもお祝いの食卓を囲む人が多く、日本の重要な歳時記として定着しています。クリスマスはヨーロッパの原始宗教の冬至祭を踏襲しました。
その一方で復活祭は日本ではあまり有名ではなく、一部のクリスチャン関係者だけが祝っています。
復活祭は春の到来を祝うお祭りを踏襲しています。
しかし「一旦、死んだ人が生き返る」という不自然さ、不合理さがあるので日本では受け入れらなかったのでしょう。
しかしキリスト教徒にとっては復活祭は一番重要な祭日です。クリスマスよりも非常に重要な祭日です。
その理由はキリスト教信仰の中心をなすのが、キリストが生き返り、その後、天に登って神の右の座に着いたという事実を信じることなのです。そして最後の審判の時が来ると、キリストは再び帰って来ます。そして全ての死者の肉体も蘇り、復活するのです。
復活祭とはイエス自身の生き返りを祝い、全ての死者の生き返りを祈る重要な祭日なのです。
上に書いたことはあまりにも荒唐無稽なことですね。少なくとも大部分の日本人には受け入れられない空想に過ぎません。私も本物の日本人ですから復活祭が日本へ受け入れらなかった事情は痛いほど良く分かります。なにせ仏教にはそんな空想論は皆無なのです。
さて欧米人は本当にキリストの復活や全ての死者の肉体の生き返りを信じているのでしょうか?
これこそ欧米人の心の裏にある迷いなのでしょう。ある時は信じ、ある時は疑います。私はカトリックなのである時は確かに信じています。
100%そのまま信じている欧米人もいます。60%信じている人もいます。20%信じている欧米人もいます。しかしここで重要なことは欧米人なら皆が以上に書いた復活の話を知っているのです。
革命家のチェ・ゲバラも聖書の一句を使った「愛が無ければ革命家になれない」というセリフを言っていたのです。
昔のソ連のスターリンも知っていたのです。なにせ彼は若いころ神学生だったのです。そして聖書よりも共産主義が人々を救うと信じて転向したのです。
このように欧米の文化や政治や社会現象にキリスト教があるのです。無意識のうちに欧米人はその影響を受けているのです。
それは我々日本人が仏教の影響を無意識のうちに受けているのと同様です。カトリックの私も仏教の影響を受けています。
春の復活祭の日に教会を覗いて見るのも良いかも知れません。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)