ほのかな甘い匂いが棚下に立ち込め、目待ちにまったブドウの狩り入れを行った。
総てに慎重派のカリン姫は梯子の上は「怖い~」と、中々上がるのをためらった。体を抱える様に、上げ、ハサミを持たせ、フクロのかかった房を落としを直に体感させた。
初めはあれ程、怖がったが、一つ、一つ房を落とすに連れ、恐怖も薄れ、ふくろの中身の重さに、歓声をあげるまでになった。
カリン姫の姿に、私もやりたいとパパに抱かれて、アカリ姫も梯子に上がったが、未だ枝を切るには力足りず、それに両手が塞がったパパが、親子もろとも梯子から倒れそうだったので諦めた。梯子の下でザルでブドウ房の受け役の後方支援に廻った。
「こんな大きなもの取れた~」と房をかざし、満面、笑みを浮かべ、一緒のぶどう狩りを楽しんだ。
早速、採れたブドウの房を前に食べ始める。
ブドウ大好きはアカリ姫、それに刺激されカリン姫も顔を見合せながら「美味しい。美味しい」と口に頬張る。
ぶどう狩りを前に二人の頼もしい成長ぶり。
見ているだけで、癒される。この時期に半年の苦労が報われる。
誠にもって食べてくれる人の笑顔に癒され、励まされ。。。
うらやましい限りです。
自分で採って、食べられる
目の前の果熟を前に摘み取りの楽しさ
二人の豊かな表情に、苦労が報いられる
ちっぽけな果樹園だけど辞められない
昨日は当方の子供達の学校で運動会が開催されたため日差しは暑いが日陰で風が吹くと寒いという変な天気の中酉の長女たちの組体操に同学年の親、爺婆は感無量にて感涙に浸る一幕がありました。
やはり最終学年の組体操とリレーは我が子がでていても居なくてもあまりの一生懸命さ勝負の厳しさに熱がこもります。
天高く馬肥ゆる秋。紅葉は燃え、子供は学び成長の証を刻む秋ですね。
自分が現役6年生のときはこんなにも組体操が感動的だとは思いもしなかったんですがね。。。
後半年で卒業です。