春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

日本中が沸いた

2006-03-22 10:13:00 | スポーツ観戦

折しも休日・祭日と飛び石ではあったが、WBCで思わず決勝まで進み、何処の家でもTVの前で貼り付け状態になってしまった。
アメリカ贔屓の作為的な誤審に腹を立て、燐国韓国に屈辱的な連敗にもうこれでお祭は誰しも終わったと思ったが、よもやの準決勝進出に、一度死にかけた固まりが蘇り、あれよあれよと言う間にトップを上り詰めてしまった。
誰も予想できない物語は此処に劇的なドラマの終末に最後まで沸いた。
決勝戦では打ちも打ったが、終末にポロポロ連続して出たエラーが、百戦錬磨でくぐり抜けてきたの選手達でも異常なまでに追い詰められた緊張状態を物語るものであった。
影像を通じて見る方にも物凄いプレッシャーが画面を通して伝わって来る所に久し振りにゾクゾクするスポーツ観戦の醍醐味を味わう事が出来た。
スターを揃えた巨大な軍団を蟻が食うがごとく、倒して行く様はチームプレーの大切さを思い知らされる様であったが、この仲間同志の絆が、この美酒を勝ち取る大きな力になっているのであろうか。
大会を通じて、沢山のヒーローが出たがそれ以上に支えたのは急遽かき集められた選手のチームの結束力と思える。
勝利のインタビュウーで誰しも、口に出るのがこのドリームチームが大会終了と共に解体されてしまう寂しい思いを伝えていることに、なんとなく共感を覚えた。
3敗しても棚ぼた式優勝、強いのは俺達だなんて、やっかみ半分で燐国からまた皮肉なことを色々言われようが、これがルールで結果がすべてである。
参加することの意義だけで大量の人員を送り出し、散々の出来であった冬季オリンピックの姿に日本の弱さばかりが目立ったが、そんな惨めな日本の背景もあって、この出来事はいや~な事実を払拭してくれた。
久しぶりにスポーツを通じてナショナルリズムに火をつけ、日本中が熱くなった1日でもあった。
やや人気に陰りを見せた野球に光を見いだせるのか、色々話題を巻いたWBCも終わった。

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2 コメント

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Unknown (コバやん)
2006-03-23 12:16:44
ご無沙汰しております。
王ジャパン、やってくれましたね。王さんらしい野球ですばらしかったと思います。今日からセンバツ、又野球漬けになりそうですが、ちょっと気が重いです。
又寄せていただきます。
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Unknown (yuji)
2006-03-25 08:54:10
コバやん こんにちは
野球を通じて久しぶりに熱くなりました。
影の薄くなった野球も少しは刺激になれば良いですね
高校野球、プロ野球と春を呼ぶ、催しが目白押しですね
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