横浜に用事があり、「開国博」に寄ってみた。
案内板や旗に表記の「Y+150」ワイひゃくごじゅうのテーママークがにどうしても「Y150」(150円)に見えてしまう。
有料3会場の共通入場料が150円かなと思ってしまうが、とんでもない大人一般2400円もするのは率直に言って、如何にも高い。
早速、「Y150はじまるの森」へ入場する。
客寄せのテーマの一つが巨大アートマシンの"クモ"位が目玉なのかなあ~と思いつつ、「これしかないもんなあ~」と、訪れる客の偽ざる声として耳にする。
その主役の巨大"クモ"が広場の一角に鎮座し、多数の足を折り曲げた、中心部に眼光をすえ、高い位置から、周辺に睨みを効かした異様な姿が目をひく。
たかが、"クモ"されど"クモ"なれどこの巨大な怪物は薄気味悪く、こんなものが動き出したらと、ある種の期待感が大人でもワクワクしているぐらいにリアルに出来ている。
パフォマンス時間前に、広場の出入りに制限がかけられ、観衆が広場を囲むように、着座する。すみの一角からパイロットと言われるサングラスかけた茶髪の兄ちゃん姉ちゃん達7、8人がバックミュージックに併せ、やってきて巨大な"クモ"に一斉に取りつく。"クモ"の頭の一番高いところから、無数の足を動かす者とそれぞれ役割が決められ、"クモ"の正面に立つ、サングラスのハゲ親父の指揮で運転操作する。
やがて、無数の足が、それぞれ大地を掻き出すように、それぞれ動きだし、"クモ"が高い位置に上がっていき、併せて首や目玉も動かし、その巨大な"クモ"が薄気味悪く動きだし、そのパフォーマンスに歓声があがる。
無数の足が巨体をささえるようにゆっくりと"クモ"が動き出し、やがて近くまでやってきた。巨大な足が観衆の頭上から、振り降ろされるような目の前での動きに圧倒されるなか、"クモ"から水が吹き出され、思い切りしぶきの散水に洗礼される。
ゆっくりした動きで、再び元の位置に戻り、足を曲げ巨体を降ろし"クモ"が休息し、この間20分でパフオーマンスが終わる。大人も子供もそれぞれ、目の前の巨大な化け物の動きに夢中になり興奮し、楽しんだ。
最後の夏休み、大勢の子供達が戯れ、楽しんでました。
蜘蛛の妖怪から発せられる、怪しげな水を浴び
頭がすっきり、横浜まで行って御利益があったような気分に
9月一杯で閉館、でも、チョット入場料が高い。