575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

合併は功? 罪?

2006年08月11日 | Weblog
誘われて、伊吹の蕎麦を食べにでかけました。湧水で、地元産の粉を打ったという名品。奥伊吹の山里にあるはずなのに、目当ての伊吹町が、見つからない。

そのはず。今年に1月1日から米原市に合併されて、市内になっていたのです。そういえば滋賀県の変わりようは甚だしくて、なかなか理解できません。
ゲンジボタルで知られる山東町も米原市。八日市市は消えて、永源寺町や五箇荘町とともに東近江市になってしまいました。

 「町名が一つ変わるごとに、千年の歴史が消える」と嘆いていたのは、或る万葉学者。

当方の住所も、かっては「深井町」。御深丸御庭の松山の中であった証しとか。いまでは広大な「城西」の一部です。

バス停には、わずか樋之口、数奇屋などの名が残り、個人宅の外灯に「鷹匠町」と墨書しているツワモノもおられます。

さて、伊豆の国市、四国中央市、南アルプス市、北杜市、・・・大好きな、そして馴染み深い場所。ああ、あそこだと、地図の上に浮かびますか。それとも、わたしが疎いのか。

 本題。並んで、待たされて、ようやく食べた蕎麦の味。恭しいものでした。

  蕎麦(そばきり)の季語を教えてください。
  そばの花、そば刈り、そば掻きはあっても、つるりと食べるおなじみのやつは見当たりませんが。
             鳥野

コメント (3)
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