今回の題詠は「踊り」です。
季語集・坪内稔典(岩波新書)によりますと、
季語の場合、盆踊りを指す。
お盆には祖先の霊を迎えるが、
盆踊りの踊り手はその祖先の霊。
笠や手拭いは異界の者であることを示す衣装。
実際の踊り手は、此の世の人。
あの世のかっこうをして踊る。
あの世と此の世が入り交じる。
櫓を中心に輪になるよりも、行進する方が古い形。
行進してあの世まで祖霊が帰っていく姿らしい。
締め切りは21日一杯です。
よろしくお願いします。 遅足
ちょっと気になる句
づかづかと来て踊子にささやける 高野素十