次回の題詠は「里芋」と決まりました。
その時は「里芋」という4文字ということでしたが、
歳時記では、単に芋といえば、里芋のことだそうです。
東南アジア原産の里芋。いろいろな名前を持っています。
親芋だけを食べるのが八頭、子芋を食するのが土垂など。
親子ともに食べるのは海老芋。
子芋を皮のまま茹でたものが衣被(きぬかつぎ)だそうです。
芋洗ふ女西行ならば歌よまむ 芭蕉
この句も里芋だったんですね。サツマイモと思っていました。
したがって、題詠は「芋」でもOKにしたいと思います。
いかがでしょうか?
名月には、お米でつくった団子が供えられますが、
時代を遡ると、芋のほうが古いとか。
そういえば、芋名月には、里芋のカタチの餅を食べますね。
私は黒砂糖のほうが好きです。
遅足