575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

次回の題詠「里芋」について

2006年08月27日 | Weblog

次回の題詠は「里芋」と決まりました。

その時は「里芋」という4文字ということでしたが、
歳時記では、単に芋といえば、里芋のことだそうです。

東南アジア原産の里芋。いろいろな名前を持っています。
親芋だけを食べるのが八頭、子芋を食するのが土垂など。
親子ともに食べるのは海老芋。
子芋を皮のまま茹でたものが衣被(きぬかつぎ)だそうです。

 芋洗ふ女西行ならば歌よまむ  芭蕉

この句も里芋だったんですね。サツマイモと思っていました。

したがって、題詠は「芋」でもOKにしたいと思います。
いかがでしょうか?


名月には、お米でつくった団子が供えられますが、
時代を遡ると、芋のほうが古いとか。
そういえば、芋名月には、里芋のカタチの餅を食べますね。
私は黒砂糖のほうが好きです。

                  遅足


コメント
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