575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

季語の常識をまた一つ知りました        愚足

2006年08月28日 | Weblog
 花は「さくら」    芋は「里芋」
 歳時記には、「芋」 里芋・親芋・小芋・芋の子・八つ頭
           芋煮る・芋の鍋・芋の味・芋喰う・芋畑・芋の露
           芋の秋・芋の葉・芋掘る・芋洗う・芋水車・芋嵐
           芋名月・芋煮会など (季寄せ・・角川書店)
俳句の伝統に従った方が、幅広く作れそうですね。

      里芋の茎の太きも母郷なり     山口いさお
      酔いさめて芋の鶴川村遠し     藤田湘子
      芋堀りし泥足脛は美しく       平畑静塔
      芋の葉の夜露おもたくなりにけり  杉山彩霄子
      かけて見せ外しても見せ芋水車   高浜虚子
      三日月の頃より肥ゆる小芋かな   正岡子規

      二三日いけられており芋の花(夏)  田中王城

里芋は孫が美味しいキヌカツギ   草女 (愚足の愚妻)

※ 写真は「里芋の花」です。
                 

  
コメント (1)
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