575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

俳句は手ごわいですね

2006年08月18日 | Weblog
俳句と聞くだけでびびっていました。
世界で最も短い定型詩、たった17文字で、写生や心象をどう綴ればいいのか。所詮は手の届かないものと、敬遠していたのに、妙なご縁でお仲間入り。否応なしに拾い読みすることになりました。

そして出会ったのが  ”肌のよき石にねむらん花のやま”  路通

神も仏もすでに遠く、絢爛たる花に包まれて安息する境地。惹かれました。
そして、もう少し勉強してみたいと。

寡聞にして、路通について知るのは、ほんのわづかです。

 大豆の葉も裏吹くほどや秋の風

 鳥共も寝入っているか余吾の海

路通について、教えてください。句集とか、文献とかを。

 かって湖北を訪れたときの、1首

  鳥も発ち風も死にたる余呉の湖 わたしの鬱は投げずにおこう

                     鳥野
コメント (5)
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