575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

俳句のよろこび   遅足

2009年06月10日 | Weblog
先日、ある本を読んでいたら、古代ローマでは、
娼婦の館と図書館がセットになっていたそうです。

その本の著者によれば、
生殖行為は、個体丸ごとのリモデリング
(個体の再生と拡大再生産)であり、
ヒトのみの持つ文化活動は、精神的創造性(自己実現)
というものを生み出す点で、生殖行動に近い欲求。

よい作品が完成した時に感ずる悦びは、
最良の生殖行為の時と同じ様に、
からだのすべての細胞、60兆の細胞が
喜悦する満足感と同じという。

   

つまり古代ローマ人は、そのことを熟知していたと。

えっ?本当なの?
俳句が生まれた時、60兆の細胞が歓喜するような
体験はしていませんが・・・

そこで荻原先生に、恐る恐る聞いてみました。

答えは古代ローマ人と同じでした。

俳句は愛のエネルギーを言葉にしたもの?
まだまだ修業が足りないようです。

   

17日(水)が句会です。
どんな句が登場するのか?
楽しみです。






コメント (1)
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