575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ジューンドロップ   遅足

2009年06月08日 | Weblog
六月に入ると、柿の実が地上に落ちているのを目にします。
成り過ぎを防ぐために柿の木が自ら実を落とす、
これをジューンドロップというそうです。

我家の近くでは、石榴の実も転がっています。
なにか勿体無いような気もします。

坪内稔典さんにこんな句があります。

   ふるさとのジューンドロップ昭和逝く

俳人と歌人がお互いの作品を紹介しあう企画もののなかの一句。
歌人の永田和宏さんが、稔典さんの句を紹介したものです。

坪内稔典さんは、永田数宏さんのこんな歌を紹介しています。

   三十年前の東京を子は知らずならびゆく雨は東京の雨

     (言葉のゆくえより・京都新聞刊)

まもなく梅雨入り 
   



コメント (1)
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