昨日の天気はどんより。
あじさい日和といった感じでした。
宿題のひとつは「紫陽花」
「四葩(よひら)」(額の数が4ということから)
「七変化」(色が変わることから)とも言います。
公園や庭など人間の生活圏のなかで
咲いていることが多いようです。
シーボルトの妻の名が学名となっていますが、
そのことを詠んだ方もいました。
あじさい寺行き交う傘の会釈かな 狗子さん
先生のコメント
すれ違う傘同士が挨拶を交わす。場所も、あじさい寺。
イメージが的確に捉えられている良い句。
傘という文字には、人が隠れている。
会釈という言葉も、仏教の和会通釈から、にこやかに頷く意に。
文字のイメージも句に良い効果を。
あじさいはピアノの音に濡れている 遅足
先生のコメント
ピアノの音が半分聞こえてくる。
ピアノといえば音は連想されるので、いらない。
その代わりに、ピアノを誰が弾いているのか?
あるいはピアノの音がする時間帯は?
具体的なことを入れると、音ははっきりと聞こえてくる。
あじさいは母のピアノに濡れている
あじさいは夜のピアノに濡れている
(なるほど!)
こんな添削もありました。
紫陽花を植えかえて待つ三千院
植えかえて紫陽花の待つ三千院
(魔法みたい!?)
もうひとつの宿題は「夏の食べ物」でした。
キーンときて会話のとまるかき氷 晴代さん
先生のコメント
とまる、より、とぎれる、の方が良いのでは?
会話、はどうか?ということですが、良いのでは。
キーンときて会話とぎれるかき氷
(晴代さんは、どういうかき氷を食べたのでしょうか?)
転生のバナナが皮になっている 遅足
先生のコメント
転生というテーマがどうでしょうか?
大きすぎると思います。
いま、この時間のなかで、ババナが皮になっている
状態を詠んだほうが良いのでは。
バナナ剥くバナナが皮になっている
バナナは夏の季語で、虚子にバナナの皮の句がありました。
川を見るバナナの皮は手より落ち
次回の宿題は「六月」と「梅雨」です。
あじさい日和といった感じでした。
宿題のひとつは「紫陽花」
「四葩(よひら)」(額の数が4ということから)
「七変化」(色が変わることから)とも言います。
公園や庭など人間の生活圏のなかで
咲いていることが多いようです。
シーボルトの妻の名が学名となっていますが、
そのことを詠んだ方もいました。
あじさい寺行き交う傘の会釈かな 狗子さん
先生のコメント
すれ違う傘同士が挨拶を交わす。場所も、あじさい寺。
イメージが的確に捉えられている良い句。
傘という文字には、人が隠れている。
会釈という言葉も、仏教の和会通釈から、にこやかに頷く意に。
文字のイメージも句に良い効果を。
あじさいはピアノの音に濡れている 遅足
先生のコメント
ピアノの音が半分聞こえてくる。
ピアノといえば音は連想されるので、いらない。
その代わりに、ピアノを誰が弾いているのか?
あるいはピアノの音がする時間帯は?
具体的なことを入れると、音ははっきりと聞こえてくる。
あじさいは母のピアノに濡れている
あじさいは夜のピアノに濡れている
(なるほど!)
こんな添削もありました。
紫陽花を植えかえて待つ三千院
植えかえて紫陽花の待つ三千院
(魔法みたい!?)
もうひとつの宿題は「夏の食べ物」でした。
キーンときて会話のとまるかき氷 晴代さん
先生のコメント
とまる、より、とぎれる、の方が良いのでは?
会話、はどうか?ということですが、良いのでは。
キーンときて会話とぎれるかき氷
(晴代さんは、どういうかき氷を食べたのでしょうか?)
転生のバナナが皮になっている 遅足
先生のコメント
転生というテーマがどうでしょうか?
大きすぎると思います。
いま、この時間のなかで、ババナが皮になっている
状態を詠んだほうが良いのでは。
バナナ剥くバナナが皮になっている
バナナは夏の季語で、虚子にバナナの皮の句がありました。
川を見るバナナの皮は手より落ち
次回の宿題は「六月」と「梅雨」です。