575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

水温む墨の香和紙に移りけり  歩楽

2011年03月06日 | Weblog
塔句会の句です。

この句を読んで、子供の頃に通った習字塾を思い出しました。
練習には、墨汁を使っていたと思います。
競技会に提出する時は、墨を摺るところから始まります。
先生は「ゆっくりと心を澄ませて」と。
やがて、墨の香が鼻をつきます。

たっぷりと筆に墨を含ませて・・・
習字紙に筆の先をつけて、一気に横へ。
「一」
止める時には、力を入れて、すっと筆の力を抜いていきます。
紙から墨の香が・・・
墨の香が紙に移った、と捉えたところが素晴らしいです。

墨に水は欠かせません。
京都の山奥に、ここの水を使うと、上達が早いという
泉があったような気がします。

水温む頃になると、墨も喜んでいるのでしょうか。

遅足
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログを見てくださる方たちにお礼    遅足

2011年03月06日 | Weblog
2005年から始めた575の会のブログ。
最近では、毎日100人を越える方たちが見てくださっています。

GOOのブログはおよそ150万くらい。
時には9000番くらいの上位にも。

みなさんに改めて感謝します。
これからも元気な間は、書きつづける積りです。
よろしくお願いします。

投稿者代表してお礼を。

           




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春暁や「BS第九」日比谷から    朱露

2011年03月06日 | Weblog
   三月六日(日)朝六時から N H K で 一時間。    
   「第九」を全部聴いてぐったりして又寝る。
   合唱団に八十代の男女が何人もいて参った。
   東京大空襲で焼けなかった公会堂の大根性。

               



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする