575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

雪しんしん田畑の広くなりにけり  番匠純子

2011年03月10日 | Weblog
今日も寒気が南下して風の冷たい一日に。飛騨では雪。

今年は雪が良く降る東海地方。
濃尾平野も一面の雪景色になりました。

作者は岡崎の人。雪は、名古屋より珍しいと思います。
雪が積もって、見慣れている田畑が広くなったという。

日頃は、あそこまでが田畑と認識しています。
雪が降ると、それらの区別や境界が消え、一面が雪の田畑に。

私のように、コセコセした住宅地に住んでいては、こうは感じられません。
また、住んでいても、こう詠めるか?

「会報あゆち」のあゆち俳壇の句。作者は大学時代の同級生。

                   遅足

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅支度   麗

2011年03月10日 | Weblog
明日から2泊で長崎の旅に出かけます。龍馬ブームも落ち着いた頃、
平和公園、大浦天守堂、グラバー邸、オランダ坂、龍馬の亀山社中あとなど
行きたいところが目白押し。福山雅治の故郷でもある港街。彼の歌には青い海がよく出て来ます。
異国情緒に出会えるかな?

啓蟄を過ぎる頃、毎年、旅心が刺激されます。
虫もうごめくように私の移動も始まります。

句会の締め切りが近づいているのにいまだ作れずにいますが
旅支度をしながら作ることにします。

    春の日が差し込む部屋で旅支度   麗

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする