575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

チューリップ金輪際の白の色     遅足

2012年04月15日 | Weblog
私の手ごろな散歩コースは名古屋大学の構内。
鏡池の岸の桜も落花盛ん。池に散っていきます。
池面には、カイツブリの姿が・・・親子2羽のようです。
子供は、ベージュ色に濃い茶色のツートンカラー、
こげ茶色の親鳥の後を追っています。
ツツーッと燕が飛んでいきます。
燕は夏と思っていましたが、春の季語なんですね。
夏には、夏燕というそうです。

地下鉄・名古屋大学前の1番出口に近い広場に、
今年からチューリップの花壇が出現しました。
学生たちが中心になって植えたチューリップとか。
赤、白、黄色と見事です。

  咲き誇りたる北大のチューリップ  秋沢猛

うーん、名大、では句にならないかな?
チューリップといえば、この句。

  チューリップ喜びだけを持ってゐる  細見綾子

学内はガイダンスや、クラブの新入生勧誘が盛んに・・・
馬術部のポニーも新入生を歓迎して笑っているようです。



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人眠り多米連山は薄笑い    朱露

2012年04月15日 | Weblog
     「山笑う」が春で「山装う」が秋。
     「眠る」が冬だが何故か夏がない。
     いろいろ考えたが成る程出来ない。
     「だれる」にしてみたがダレルね。

              


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