京都の大徳寺・高桐院。
秀吉・家康時代の大名・細川忠興が建立した塔頭。
紅葉の名所のひとつです。
竹林に囲まれた境内には紅葉の木。
やはりもう盛りは過ぎていましたが、
庭は、紅や黄の落葉の美しい空間に。
朝のひんやりとした空気のなか、カメラを持った観光客たち。
その一人となってシャッターを押したのが、この写真。
秀吉の朝鮮出兵の際、加藤清正が持ち帰った(奪った)礎石。
つくばいに転用したもの。
一隅にはガラシャ夫人のお墓、もとは石灯篭だったもの。
この石灯篭、もともとは千利休のものでしたが、
秀吉から所望されたため、わざと一部を壊した、いわば傷物。
利休から弟子の細川忠興に手にわたり、
そして、ガラシャ夫人のお墓にと数奇な運命をたどったもの。
21世紀の静寂のなかにある、つくばいや石灯篭。
紅葉の色が血の色にも見えてくるような気持ちも。
秀吉・家康時代の大名・細川忠興が建立した塔頭。
紅葉の名所のひとつです。
竹林に囲まれた境内には紅葉の木。
やはりもう盛りは過ぎていましたが、
庭は、紅や黄の落葉の美しい空間に。
朝のひんやりとした空気のなか、カメラを持った観光客たち。
その一人となってシャッターを押したのが、この写真。
秀吉の朝鮮出兵の際、加藤清正が持ち帰った(奪った)礎石。
つくばいに転用したもの。
一隅にはガラシャ夫人のお墓、もとは石灯篭だったもの。
この石灯篭、もともとは千利休のものでしたが、
秀吉から所望されたため、わざと一部を壊した、いわば傷物。
利休から弟子の細川忠興に手にわたり、
そして、ガラシャ夫人のお墓にと数奇な運命をたどったもの。
21世紀の静寂のなかにある、つくばいや石灯篭。
紅葉の色が血の色にも見えてくるような気持ちも。