孫に昔話をする静荷さん。
小学生の頃、お弁当を盗まれてしまった。
便所の裏手にお弁当箱だけが放ってあった。
お弁当を盗む子も、盗まれる子も可哀想だった、と静荷さん。
初めて聞く時は、真剣だったお孫さんも、何回も聴く内に・・・
作者の詠んだ冬帽子も、ひとりぼっちのおじいさんの姿。
冬帽子だけが聴いている昔話。
遅足
小学生の頃、お弁当を盗まれてしまった。
便所の裏手にお弁当箱だけが放ってあった。
お弁当を盗む子も、盗まれる子も可哀想だった、と静荷さん。
初めて聞く時は、真剣だったお孫さんも、何回も聴く内に・・・
作者の詠んだ冬帽子も、ひとりぼっちのおじいさんの姿。
冬帽子だけが聴いている昔話。
遅足