・水底を見て来た顔の小鴨かな 丈草
句の出来、不出来は分からぬまま、ワタシの大好きな
一句です。
当方の住まいに近い堀川は、この時期、飛来する
小型の渡り鳥の楽園でした。
よく見れば、姿のどこか異なる鴨の類が、争いもなく
のどかに浮いていました。
それが大掛かりな河川敷の改修工事で、飛来
ゼロという年も。
今年になって、ようやく小さな群れを見るところまで、
漕ぎつけたのです。
秋沙(あいさ)、たかべ、羽白などの異称を持ち、
俳人に愛されてきた鴨たち。いつまでも堀川の景物
として、賑わいを見せてくれますように。
・水底を見て来し鴨をさがしおり 鳥野
句の出来、不出来は分からぬまま、ワタシの大好きな
一句です。
当方の住まいに近い堀川は、この時期、飛来する
小型の渡り鳥の楽園でした。
よく見れば、姿のどこか異なる鴨の類が、争いもなく
のどかに浮いていました。
それが大掛かりな河川敷の改修工事で、飛来
ゼロという年も。
今年になって、ようやく小さな群れを見るところまで、
漕ぎつけたのです。
秋沙(あいさ)、たかべ、羽白などの異称を持ち、
俳人に愛されてきた鴨たち。いつまでも堀川の景物
として、賑わいを見せてくれますように。
・水底を見て来し鴨をさがしおり 鳥野