575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

クロアゲハ未だ   鳥野

2013年07月23日 | Weblog
蝶々と言えば春、菜の花畑に舞うモンシロチョウ
は春の女神。歓びの象徴です。
一方、夏の季語には「アゲハチョウ」が。
大型で、動きが早く、どこか野性的。中でもクロ
アゲハは、緑の少ない都会の夏に、彩りを添えて
くれるようです。

近郊に住む友人は「よく見かけるよ、いくらもい
るから」と、事もなげ。とは聞いても、ワタシは
今年まだお目見えゼロ。

全体が黒、後翅の裏に真紅の紋。あの魅力的な姿
に見惚れたのは、遠い昔のことだった、のかも。

 ・ 黒揚羽翔ぶ背景は空の青

 ・ 黒揚羽積雲ぐんと引き寄せる

              鳥野

              

コメント (1)
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