575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

指の先人恋しさを満たすごと   智恵

2013年07月07日 | Weblog
指先の冷たさ。だからよけいに心の熱さが伝わってきましたと、えみさん。
すぐ絵柄が想像できます。今時の女性にあるのかな?
女性方には、すみませんと、結宇さん。

私は最初、畳に「ほ」の字を描く昔の女性かな?と思いました。
しかし、これは現代の指を詠んだ句でした。

携帯、スマホの、常にいじられ続ける理由は、そんなにも人恋しい?と、作者。

誰も彼も四六時中、指先で触り続ける姿・・・
確かに現代人が満たされない心を癒そうとしているように感じられます。
昔、東京砂漠という言葉がありましたが、今では列島砂漠なのかも・・・
スマホやケータイは手軽なオアシスなのでしょうか。

                           遅足
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七歳の七夕       遅足

2013年07月07日 | Weblog
今日は七夕。
先日のNHKニュースで、名古屋には「七歳の七夕」という行事が
あると知りました。

子どもが七歳になった年(小学校に入学する年)に、
笹竹に短冊や飾りを付けるほかに、祖父母など親しい人から
贈られた提灯や灯籠などを飾り、子どもの成長を祝うというもの。
このような盛大な「七歳の七夕」は、名古屋の周辺に限られた
珍しい行事だそうです。

岐阜市教育委員会の本によれば、岐阜市周辺では、
やはり、初めての子が7歳になると、母親の実家から贈られた
切子灯籠や提灯を縁側に飾り、軒下に立てた笹竹2本に渡した横竹に
ナス、キュウリ、などの野菜を草紐で結んで吊す、とあるそうです。
(日本七夕文化研究会)

私の3年生の時、名古屋へ引越しましたが、
このような七歳の七夕は見たことがありません。
どなたか、経験された方はいらしゃるでしょうか?

今日は、朝から暑い日が差しています。
これなら夜の天の川も大丈夫でしょうね。


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