575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

紅梅も鉢も来し方二百年    晴代

2014年03月01日 | Weblog
来しかた二百年、の、紅梅と鉢を想像しました。
映像ははっきり浮かびませんが、ゆったりした落ち着きを感じました。
と、智恵さん。

二百年が良いですね。百年では、少し短く、三百年では長い。
こんな感覚、若い頃には持っていなかったんですが。
70歳を超えると百年はそんなに長く感じないのです。不思議。

また「来し方」と言われると「行く末」を思う。
これも時間に対する感じ方の加齢現象のひとつかな?

紅梅と鉢、二つで一対。ここにも「二」が隠されています。
とても気に入った句です。

もう3月ですね。三寒四温。
春の足音がはっきりと聞こえてきます。    遅足


コメント
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